木陰など半日陰を好むアミガサユリが咲いてゐます。
釣鐘の形をした淡い緑黄色の花を下向きにつける地味な花です。
この花を下から覗いてみると、内側に紫色の網状の精緻な模様がみられます。
それで編笠百合という和名がつけられました。
先は巻きひげ状となり、他の草などに巻きつきますが、色と言ひ、形と言ひとても上品な花です。
お茶花としても昔から好まれてきました。
原産地は中国で、日本へは江戸期にバイモ(貝母)といふ薬草として渡来しました。
球根が去痰・鎮咳・催乳・鎮痛・止血などの生薬になります。
その球根が二枚貝に似ていることから、バイモと呼びますが、編笠百合の方が似合います。
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