アラブの寒い春

きのう春が来た、とおもっていたら、なんだいこの寒さ。
花冷えなんてもんじゃない。冬に逆戻りだ。
そういえば今年の桜は長持ちします。なんてことを言っていたような。。。

チュニジアのテロリストと呼ぶもおこがましい殺人者たち。
ニュースをなにげなく眺めておりましたら、射殺された犯人たちは
なんと20歳と21歳。
解説しているひとによると、中産階級の子弟たる若者がイスラムの
過激思想に染まりやすいてな話をしておりました。

二十歳前後ねえ・・・、そうかあ、そういえば70年前後の学生運動
の産物、過激派てえのが同じようにおりましたが、あの頃はまだ
共産主義だの社会主義だなんて幻想社会があったから、主義主張も
そういったものに傾倒できたんだな。

いまや共産主義、社会主義は消失してしまったもんだから、さて激しく
熱くなれるなにか、といってもなかなかそんなわかりやすいものが無い。
そんな時代、イスラムなんてのは便利なお題目なわけなんだね。
ビンボーぼうずも金満ボーヤも、立場の違いはあれど世の中に不平不満
の種がつきないというわけだ。

やることはなにしろスカッとした行為を求めてるんだろうから、ＡＫを乱射
なんてのは快感の極みというわけなんですかねえ。
まあ21世紀の時代遅れ革命もどきてなところなんだろうなあ。
それにしてもやっかいな連中が増殖してるよなあ。

アラブの寒い春でげすね。。。。。