mixiユーザー(id:6731788)

2015年03月04日11:19

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紙の文化

池袋西武にある書店リブロが店じまいするという。
リブロは格調高い書店でしたねえ。
池袋というどちらかといえばマイナーな街において、後発の
ジュンク堂とともに文化度を上げていたんですがねえ。

レコード、CDという記録媒体にニーズがなくなり、全国の
レコード店が潰れていったように、書店も消えていく。
パッケージとしてのCDや本が、至便なデータにとってかわる。
時代と文明の変遷といってしまえばそれだけのことなのか
しれません。

だけどそれでいいのか。
形あるものにあたりまえだった時代に育った世代としては、
なんともわりきれない。
ほんとうに便利だというだけでいいのかなあとおもってしまうんです。

タブレットで読む本。i-podで聴く音楽。日常の気楽さには
何の違和感なくなじんでおります。
確かに便利。モノが場所を取らない。持ち運びも楽ちん。
いっけん良いことばかりのようにもおもわれますが、なにかどこか
物足りない。そんな落ちつかない心もあるんです。

街を散策しながらふらっと立ち寄る書店やCDショップ。
寄り道をする場所が減っていく。
そんな淋しさがあるんだよなあ。。。。。
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