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2015年03月02日08:59

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散芯(ちりしべ)にして旗弁(きべん)あり

剪定に失敗して、今年は花数が少ないのですが、それなりに椿が開き始めました。
写真は「浮舟」と言う名の薔薇色の椿です。
椿辞典などを見ると「桃色 一重 平開〜椀咲き 中輪 散芯」とあります。

椿は色、弁の重なり、弁の開き方、花の大きさ、蕊の形などで鑑賞されます。
「浮舟」は色が桃、弁が一重、弁の開き方が平開から椀咲きへ、花は中輪、蕊は散芯と言ふことです。 
散芯とは蕊が形よく固まらず、ばらばらになっているものを指します。

さらに、昨日採ってきたこの花は散芯に加へて「旗弁になってゐました。
「旗弁」とは蕊の葯の部分が花弁化して、小花弁を形成するものをいひます。
旗弁は桜や梅など大きく開く花に見られるものですが、椿にとくに多く見られるさうです。



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