朝日新聞のコラムに「小津安二郎のいた世界」というコラムがある。
小津安二郎の作品は好きだから、折にふれての小津の一面を
垣間知るという意味でもこのコラムは楽しみだ。
きょうの朝刊に掲載されたコラムは、小津と志賀直哉の交流に
関してだった。
小津にとって志賀直哉は「神様のような存在だった」とあるから、
その心酔ぶりたりや、さまざまな小津作品に志賀に縁のあるなにかが
はさみこまれていたというあんばいである。
小津と志賀のふたりが並んで歩いている写真があって、おや?と
おもった。
志賀の背丈が小津より若干高い。
小津は大柄な人物だったと伝わり聞く。気になって調べてみた。
小津は170センチだったとある。写真の中の志賀直哉はあきらかに
小津より背が高い。180センチ近くあるのではないだろうか。
志賀直哉のイメージは小柄という印象を抱いていた。
なぜなのかわからない。『小僧の神様』という作品が身長に重なった
のだろうか。
明治生まれのひとにしては、ずいぶん大柄の人物だったというわけだ。
意外なことを知ることができた。
きょうは雨の一日になりそうだが、小津のコラムのおかげで気持ち楽しく
過ごせそうだ。。。。。
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