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2015年02月09日10:57

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2月8日 つるがしま寄席 入船亭遊一独演会

2月8日 つるがしま寄席 入船亭遊一独演会  鶴ヶ島南公民館
近くの公民館で、遊一さんの独演会がありました。遊一さんとしては最後になるかもしれない。
知らなかったのですが、第三十四回落語会との事で、二十年近く落語会を催しているそうです。
都内の落語会と違い、年齢層が高く、まるで老人会、そんな観客ひとりひとりに、
こんな話があるんですよ、と語りかけるような演じ方に好感を感じました。

入船亭ゆう京   あわび熨斗
入船亭遊一    真田小僧
入船亭遊一    親子酒
入船亭遊一    幾代餅

入船亭ゆう京   あわび熨斗
えくぼの可愛いい、ゆう京さん。杖付き熨斗や剥きかけ無かったが、一円じゃ安い五円出せ、の
後の啖呵が初めて聞く啖呵で、甚平さんを見事に表現していますね。

入船亭遊一    真田小僧
高めの年齢層では、受けるポイントが違うと実感します。
色っぽい話しでオヤジを誘う所は受けなくて、ここまでが十円に受ける、一銭で無く十円でした
マクラで、お客さんの年齢層で受ける所が違う、例えば学校寄席では、と語ってますが
そんな経験があるので、どんなお客さんにも受ける演じ方ができるんでしょうね。

入船亭遊一    親子酒
どうしても酒が呑みたいと、おかみさんに甘える亭主が、可愛くて良かった。
遊一さんの仕草を見ていると、本当に呑みたいんだな、と伝わり呑みたくなって困った。

入船亭遊一    幾代餅
職人の仕事や、吉原や、絵草紙、とかの江戸の風俗の説明は語らず、今も同じの男の恋心を、
観客一人一人に、こんな事が有ったんですよと、静かに語りかけるような演じ方が印象的です
クライマックスでも、泣かせるような押しつけがなく、爽やかな後味が残りました。
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