mixiユーザー(id:17119814)

2015年01月25日10:56

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ハートランドアタック

現代戦は「電子戦」であり「情報戦」である。敵を無力化するには敵の中枢部を破壊する
のが最良の手段である。なので敵の首都や政治、軍部中枢を叩くのが常道である。英語で
はこれをハートランドアタックという。敵の心臓を叩くという意味だ。

日本でこれを実践したのが織田信長。桶狭間の戦いにおいて、敵の大将今川義元の首だけ
を狙って攻撃を仕掛け勝利した。数万の大軍であっても、中枢部を壊滅させれば無力にな
るということを証明した戦いだった。この戦いは、細長い隘路に敵が居るところを上方か
ら奇襲するという戦法だったが、今ではそのような凝ったことをしなくてもミサイルとい
うものがある。

核ミサイルでいきなり敵の首都を攻撃して壊滅させる。これで良い。当然ながらやられる
側も対策は講じる。民主国家ならサブリーダーを首都以外に置いておくという手がある。
しかし独裁国家であればリーダーに代わる人材は居ない。その場合はフセインがとったよ
うに地下シェルターに隠れるという手をとる。まあイラク戦争では結局フセインは発見さ
れ殺されたわけだが。

だからアメリカと中国で核戦争になれば、アメリカは躊躇無く北京に核を落とすはずだ。
中国はどうだろうか。ワシントンに落としてもアメリカの機能は停止しない。戦争になれ
ば副大統領がアラスカあたりに行って、ホワイトハウスのバックアップとなる手はずだ。

アメリカ人は大統領が殺されても戦意は消滅しないだろう。むしろ戦意高揚する可能性が
高い。しかし中国はどうだ?共産党が崩壊した後、国民は戦意を継続しようとするかな?
むしろ中国の歴史が物語っているように仲間割れを始めるような気がするぜ。

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