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2015年01月21日21:06

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思春期と鼻血とゲイ・ヘイト

信州弾丸ツアーより帰還!
いや〜寒かった。で、帰って来たら東京が寒くなっていた。なのについお昼に食べちゃったのは「ざるそば」。
近所の美味しい店で。
バカ安のグンゼの肌着を買って、桑の実のジャムを買って、家へ帰る。

途中ドッコイ氏と話題になったのは思春期と読書と知恵熱。ドッコイ氏は出したことがないという。
が、スキルアップはしたという。
まったく読めないはずなのに難解なものを読んで知恵熱出して気絶する。
そんな小5〜高1。で、なんか、分ってないはずなのにいきなり分っちゃう。
というか、悟っちゃう。ガモフもロゲルギストも森有正も萩尾望都も、分っちゃった不思議。
思春期の子はヒョイッと精神的に背伸びする。
か、ワルサする。(バイクいじったり、スカートの丈替えたりする。)
どちらも源は同じだと思う今日この頃。
この時期図書室の「クローニン全集」を読破した友人がいた。
最近感想を聞いたら
「それが…分かんないのよ。」
彼女は苦労人である。
が、すごくいいヤツだ。
私が出したミレイユ・マチューの詞をたった一晩で翻訳してくれた。

私が過去ものすごくショックだったのは、大学1年なりたてで喫茶店に入ったら、後ろの席の男子ふたり(たぶん同窓の大学1年)が
「なあ、おまえの大学、経済学部に○○ってヤツいるだろ?」
「知らないよ、オレ英文だから。」
「まあ、○○ってヤツがいるんだ。ウチのB大学の同級生から聞いたんだけど、高校で一緒で、そいつ『ゲイ』だぜ。」
という会話で、この「ゲイ・ヘイト」には肌に粟が立った。
大学進学しても
「あいつ『ゲイ』だぜ」
ってウワサはついて回るのか!

このところ「6年制」、「12年制(小学校から)」、「16年制(女子大まで)」の人と会うことが多いのだが、話していると
「この時の恋人が…あ、これは『彼女』です。」
とか
「でこのとき付き合っていたのが…あ、これは『殿方』です。」
とか、日本のロングスパンの女子校生はバイセクシャルの道を普通に歩いていること。
日本は世界に類のない「我が身にたどる姫君」(昭和初期に再発見され、研究はまだこれから)を生み出しており、中世キリスト教・イスラム世界だったら絶対タブーの「とりかへばや物語」をひょいと世に出した国である。
ジェンダーやセクシャル・ヘイトの壁は、案外こんなところからモロモロと崩れて行くのかもしれない。
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