昨日今日と恒例のセンター試験。
毎年、トラブルがあったり、雪で開始時間に間に合わないとか、
なんだかんだある。
基本的にはセンター試験にかかわらず、この時期の入試制度を
疑問におもっているので否定的な気持ちではいるんですがね。
昨日の試験問題が朝刊に載っていた。
数学、物理なんてのはどうも苦手だが、世界史なら多少
なんとかなるかなと、ためしにやってみた。
なんとこれがちんぷんかんぷん。とてもじゃないがたちうち
できない、歯が立たない。じつに専門的というか、難度の高い
マニアックな質問を受験生諸君は解けるのだろうか。
だとしたらこれは専門研究者か大学教員並みなんじゃない
だろうか。
世界のローカルな歴史なんて、大学の学部に入って専攻する
ような内容じゃないかとおもったが、こういう難しいことを
高校の授業で学んでいるんだろうか。
だとしたら日本の教育は間違ってやしないだろうか。
ごく平均的な社会人になるには必要なこととはおもえない。
大学にいくということは、なんの専門教育を学びたいか、
なにを将来目指したいか、そういうことを教室では教え、
アドバイスし、そのための適材適所に合わせた入試試験を
すべきなんじゃないだろうか。
明治開闢以来、近代化をめざし、150年近く経ってきた。
試行錯誤はいいかげんにしたらどうかとおもってもいいんじゃ
ないかねえ。
世界史であの程度だ。その他の科目も推して知るべし。
なにしろ難易度はとてつもなく高いのだろう。
まあ日本中の受験生世代の諸君が、あれを解くことが
あたりまえなんだとしたら、この国の国民のレベルは異常に
高いんだろうなあ。
はたしてそうなのかねえ。。。。。
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