旅行記(284:北海道二番手旅行<18>-沿岸バス-)

バスに飛び乗ったのは良いのだが目的地は決めていない。
夕方までに羽幌へ着けばよいので、どこかに立ち寄る必要がある。
フリー切符を買った際にバスの時刻表も貰ったので、時刻表と睨めっこをしながら行先を決める事とした。
バスの車内では今回もSTVラジオが流されており、ラジオを聴きながら外を眺めるドライブという感じなので退屈さはない。
　
今回羽幌へ行く行程で問題になっていたのは国道の通行止めにより沿岸バス運休が発生している可能性がある事だった。
丁度一週間前の8/5(火)に国道232号線苫前町 上平〜力昼間が土砂崩れにより通行止めとなりバスが運休となっていた。
その後8/9(土)から迂回運転により復旧するという話がtwitter(※)で伝わって来ていたが、それ以降不明な事だった。
昨日の滝川図書館, ホテルからチェックしたところ迂回運転および運行が再開された事を確認し、今回こちらにやってきたのであった。
また土砂崩れにより普通となっていた区間は、今日(8/12)の9時から片側交互通行により運行となったらしい。
そのため運行再開直後の区間を通ったのだが、土砂崩れはほんの一部だけだったのだが山の上の方から土砂が崩れ落ちており、不通期間が延びたのも頷ける話だった。
　
またこのエリアは海沿いを通る道ながらも民家がほとんどない。
そのため山(絶壁)〜道路〜海という明らかな悪路である。
その上波しぶきは道路を越えてやってくるという状態で、最悪な一日である。
天候は良いだけに外で真面に動けないというのは、かなり堪える。
　
バスは羽幌市街地を抜け、さらに北上を進めた。
今回飛び乗ったのは豊富駅行きである。
もうそろそろ行き場所を決めなければならないのだが、最後まで二つの候補で迷っていた。
幌延にあるトナカイ牧場と、豊富温泉である。
豊富温泉は2005年GWに行ったことがあり石油臭が強く長湯できない温泉だったことを覚えている。
幌延のトナカイ牧場は2005年の時には観光牧場は有名ではなく、単なる牧場だったため通り過ぎた。
最終判断は「トナカイ牧場に降りてトナカイ料理を食べる」事に決定した。
トナカイ牧場には13:30過ぎに到着した。3時間半弱の路線バスの旅となった。
　
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旅行日:2014/08/12(Tue)
写真: 日本海(小平町内), 萌えっ子フリーきっぷ(ワイド)と時刻表, トナカイ観光牧場
　
※沿岸バス(路線バス運行障害情報)
過去のツイートも残っており8月前半の障害情報も見られる。フェリー運行情報も載っている。
https://twitter.com/engan_traffic