晦日の夜が更けていく。
世間では正月の準備とか帰省とか、いつものように
せわしなく、あるいは楽しく一日を送ったのだろうか。
風邪はよくならない。鼻水はパッキンの壊れた蛇口。
おまけにいやらしい咳までついてくる。
ひねもす寝たり起きたり。
年々、世の中の習いとか、仕組みに無縁になりつつ
あるようにおもう。
節目がどうとか、暦と世の中の動きに多少は左右
されるけれど、一年と云う流れの中ではあまり変化が
なくなってきている。
季節のうつろいは感じることはできるけれど、
歩幅がせまくなった。つま先が上がらなくなった。
こんなふうにして、いつかは土に帰っていくのかな。
関わり合いのあるひと、ずいぶん逢わない人、
見ず知らずの世界のひと、ありとあらゆるひとに
心の内で感謝をおくる。
せめてそのことで節目を感じたい。。。
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