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2014年12月29日12:08

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12月28日 芝浜とシバハマ 

12月28日 芝浜とシバハマ  紀伊國屋ホール
一之輔師匠の爆笑噺、革財布の発端、しっとりと落ち着いた一朝師匠の芝浜。
一門の方も、ゲストの姉さんも、皆んな素敵な舞台です、素晴らしすぎる落語会です。

春風亭朝太郎  子ほめ
春風亭朝也   やかんなめ
春風亭一之輔  シバハマ、革財布の発端
柳家小菊   粋曲
春風亭一朝   芝浜

春風亭朝太郎  子ほめ
開口一番の朝太郎さん、開口一番で爆笑が来たのは久しぶりです。
亡くなったお祖父さんに焼いて、似てだろう、何回か聞いたフレーズで大受けの
素敵な語りの、朝太郎さんです。

春風亭朝也   やかんなめ
爆笑のマクラから、やかんなめ。マクラは爆笑でも、本筋は王道に、師匠に継なぐのも素敵

春風亭一之輔  シバハマ、革財布の発端
奇想天外の筋立てで、革財布が海に落ちていたとの、芝浜の発端。
散りばめられた落語のフレーズ、銭形平次が重要な役割で、見せ場での登場では
ドラマの主題歌を歌う一之輔師匠、市馬一門か、と自分にツッコム師匠
奇想天外な筋立ては、こしら師匠か白鳥師匠か、らくだの発端より壮大で面白い

柳家小菊   粋曲
奇想天外のあとを静めて、粋な空間を作り出す、寄席にはなくてはならない姉さんです

春風亭一朝   芝浜
穏やかに、しっとりと語る芝浜、働くように言うことや、グズグズすねる言動も、穏やかに語る師匠
穏やかな語りに、庶民の貧しい暮らしが、見えてくるようです。絶叫しても伝わりませんね。
三年後の大晦日、金を出すおかみさん、もう隠しているのが辛くなったと、理屈じゃ無いね
二人とも大声を出さず、思いが伝わるように、自分の気持ちの整理は出来なくとも、
伝えたい思いは伝えなくっちゃ気がすまない。やっぱり夫婦はこうありたい。
ドラマをドラマと盛り上げず、日常の一コマのように語る、一朝師匠の芝浜、良かった。
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