広島城は、別名鯉城という。お堀に鯉がたくさんいたからという
ようなはなしを聞いたことがある。
広島カープという球団名はここからきている。
メジャーで5年連続二桁勝利を挙げ、今年もヤンキースで11勝。
唯一先発ローテーションを守った黒田博樹が広島カープに帰ってくる。
パドレスが年俸21億円提示したのを筆頭に、複数球団が名乗りを
挙げたバリバリのメジャーリーガーが、たった4億円しか出せない
古巣のカープにだよ。
泣けるなぁ。 男気だねぇ。
月並みなことしか思い浮かべられないけれど、ただただかっこいいよなあ。
39歳、来季は40歳の現役。胸の内にはいろいろ去来するものが
あるとおもう。
たゆまぬ努力と体力維持があってのトップクラスでいるのは、精神の
すり減らしようも半端じゃないんだろうなあ。
晩節汚さず。ひょっとしたら最後の一年になるかもしれない。
吉と出るか凶と出るかこればかりはわからない。
でもね21億円蹴って古巣のカープに戻り投げてくれるなら、期待を
裏切られてもかまわないじゃないですか。
ドジャースの名物監督だったトミー・ラソーダは”俺の腕を切ってみろ、
ドジャーブルーの血が流れてるぜ”という粋なセリフを吐いた。
寡黙な黒田は言わないが、さしずめカープレッドの血が流れてると
いったところだろうか。
メジャーで惜しまれつつ、頂点にいるときカープに帰る。
野茂とはまたちがう、プロフェッショナルな流儀を感じるねぇ。
どこぞの福岡球団に移籍した、プライドだけ高い元ダメダメメジャー
リーガーのぶよぶよ投手とはえらい違いだ。
おっとこんな比べ方しちゃいけない。黒田様に失礼だった。
とにかくウェルカム・バックだぜ!。。。
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