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2014年12月21日13:17

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ヒビノキ398(12月14日〜12月20日までの1週間/週後半)

12月14日〜12月20日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の木曜日にアップしています。

■2014/12/18/Thursda
 基本的に、もう全部仕事は来年の仕事で、
 来週の月曜にウェブアンケートの設問を納品したらば終了。
 でも、アンケートの実施は冬休み中で、集計と調査資料の作成は来年。
 来週は、もうやることもないな。
 とはいえ、どこもそんなもんか。一部をのぞき――。

『SHIROBAKO』 第11話 「原画売りの少女」
http://shirobako-anime.com/
シ○エイ動画とサン○イズのモザイクは意味あるんですかねえ……。
「原画はいりませんかは?」「原画はいりませんか?」
年の瀬に突入。コンテの遅延でいよいよピンチの「えくそだすっ!」
出版・映像を含め制作業界恒例の年末進行で、
みゃーもりは原画マンをなかなか確保できない。
自分の手持ちのカードは全部きり、それでも20カット以上の原画担当がいまだ未定。
みゃーもりーは原画マンから原画マンのツテを当り、
ラインプロデューサーの渡辺さんのもとへ押しかけ、原画担当を発掘する。
その多忙のなかで、みゃーもりは就活時代の面接を思い出し……。
エリカ先輩がコソコソしていた理由は、ハレの理由ではなくアメの理由。
その入院している父親の容態が悪く、スタッフは彼女をおもんばかる。
結果、仕事は手薄に。みゃーもりの負担は増す。
「新世代アバンギャルドン」の監督のパロで、
本当に庵野秀明が原画をやってくれたらスゴイですけど
(「2199」では原画やってたよね)、まあ、それはそれで。
おそらく、この展開を順当に想像するなら、
ムサニの杉江さんがすごい能力を発揮する土台なんだろうな。
来週で折り返し。13話の無事納品で終了かな?

『PSYCHO-PASS サイコパス2』 第11話 「WHAT COLOR?」
http://psycho-pass.com/
最終回。良くもないし、悪くもないな。総括すればそんな感想かも。
方々のヒトが言う「いつのまにかおわってた」は、すごく的を射た感想。
鹿矛囲の目的は、複数の人間の脳と肉体の“つきはぎ”たる自分を、
シュビラに差し出し、自身を裁かせること。
この行動によってシュビラは個人ではなく集団を裁く能力を得た(進化した)。
以後、シュビラは東京全体の人々を裁き、大量虐殺をもたらすかもしれない。
それでも常守は法と人を信じ、前進する。まあ、その終り方はいいかしら。
“2”で自分が感覚した問題は3つあって、
1つめは、刑事ものであるはずなのに、
多種多様な犯罪へ挑む群像が表現できていないこと。
物語にヴァリエーションが不足している。
2つめは、1つめにも関係あるけど、
鹿矛囲のみ最初から最後まで物語を進展させ、
鹿矛囲がいないとまったく物語が回転しないこと。
3つめは、常守以外のキャラクターの弱さ。東金は本当に小物だったし、
霜月は結局いなくても物語が回る。
2係、3係に登場した人物は全員モブのようなあつかい。これじゃあツラいな。
まあ、総じて言えば“普通”だった……かなあ?

■2014/12/19/Friday
 基本的に上役ばっかりの立食パーティー。
 あと来週1回の呑み会で忘年会は終了か。

『ガンダム -Gのレコンギスタ-』 第13話 「月から来た者」
http://www.g-reco.net/
タイトル回収。クリム・ニックが言う様に月には月の思惑がある模様。
ノウトゥ・ドレット将軍は地球人が戦争を開始した気配に軍を組織した。
でも、その軍拡の目的をクリム・ニックは地球侵略のレコンギスタだという。
というか今回のドレット将軍の文言でわかるように、
しばらく以前まで、どの陣営も専守防衛、侵略戦争の準備はしてこなかったのね。
そのため「まともな軍人〜」がうんぬんの台詞を将軍が語る、と。
今回は、そのトワサンガの襲撃に、ベルリ、マスク、クリムが共闘。
天才クリムいわく白旗をあげて、相手が油断したスキに一撃をあびせることに。
だがバレバレ。その流れをへて、全員が生身の姿で面をつきあわせる。
トワサンガが地球の管理を口実に、
真実の意味で国土回復運動(地球の再度支配)を行う以上、
アメリアとアーミィと対立するのは必至。
その思惑にウィルミットと法皇を含め、テリトリィの穏健派がどう身を振るのか?
展開の鍵はそこだよな。
一方、姫様は将軍の言動だけでは月の真実はわからぬ、と、
イキオイでトワサンガをめざす。
能天気だなあ。でも、キライじゃないぜ。
本当、富野が放送開始以前にしめしていた冒険活劇だな。

■2014/12/20/Saturday
 『ゴーン・ガール』――。

 おそらく今年の主演女優賞はロザムンド・パイクで決定だな。
 基本的には商業主義的なコマーシャル・スリラー。
 とはいえたしかにこれはよくできている。約3時間だけれど、
 エミリー(ロザムンド・パイク)が失踪し、真実があきらかになっていく部分から、
 加速度と没入度がすごい。というかロザムンド・パイクこええよ。
 ただフィンチャーが、この作品をシリアスとして撮ったのか?
 コメディとして撮ったのか? その部分がよくわからんな。
 まあ、どっちも……ってことかもしれないけれど。
 監督が目指す画面の硬質で清潔な構成は大好き。
 破局してほしいカップルを知ってる人はデートムービーにすすめとけ。

『ソードアート・オンラインII』 第24話 「マーズ・ロザリオ」
http://www.swordart-online.net/
最終回。ユウキとアスナの別れ。ユウキは最期の力を振り絞りALOへログイン。
アスナへ11連撃のオリジナルソードスキル“マーズ・ロザリオ”を託し、逝く。
その最強剣士を見送る数百のプレイヤー。“妖精の葬列”はよかったな。
そののちCパートの後日譚でエンド。
総括した場合、やっぱり個人的に1期より没入度は低い。
最大の原因はファントム・バレット編の冗長さ。
どうしてこういう構成にしたのかいまだに理解できない。
ファントム・バレット編を12話。キャリバー編を4話。
マーズ・ロザリオ編を8話でよかったんじゃない?
もしくはファントム・バレット編を−2話してキャリバー編を6話にするとか。
14話のファントム・バレット編はテンポが悪く、
反対にキャリバー編やマーズ・ロザリオ編は省略しすぎで理由や背景がわかりづらい。
たとえば、ユウキ以外の現実のスリーピング・ナイツの状況なんかも見たかった。
アスナの父親と母親の関係とかもね。
今回だともう1話余裕があれば、
アバンの止め絵で処理した京都旅行だって膨らませられる。
そうかんがえると1期ってバランスがよかったんだなあ……とも思ってしまうな。
とはいえ、半年間、どこかで、たのしませてはいただきました。

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 』 第11話 「来訪者は軽やかに」
http://www.fate-sn.com/
同じ屋根の下に攻略対象2人 + 年上美女(?)のエロゲー展開(エロゲーです)。
前回、葛木の正体を知り、相手の撤退と、異常な投影魔術の力で生き残る士郎たち。
だが、士郎の身体(半身)を、正体不明の麻痺が襲う。
士郎はセイバーや凛に症状を隠し、ふたたび日常へ戻り……。
玄関に伝統魔術を使う黒髪ツインテール美少女(ツンデ)があらわれた! どうする?
そっと扉を閉じよう……。そんな流れを経て、遠坂 凛、衛宮家を襲来。
そのまま昼飯と夕飯を食い、サーバントに着替えを持って来させ、自宅に宿泊だ!
今回はインターバル。
とはいえ士郎の心の在り方を知る重要なお話し。
魔術の観方は頑固で伝統を重視する凛も、求道は自分のためのもの。
魔術がたのしいから自分は遠坂の名を継ぐ。
一方、士郎にとって魔術は辛くて苦しい。
でも、だれかを救うために修得する価値を持つ。凛はそれに怒る。
士郎の人生にとって自分自身は二の次。いってみれば士郎が“ない”。
楽しいと嬉しいは違う。
一方、アーチャーはまるで経験したかのように士郎の麻痺を見抜き回復。
その士郎の価値を否定する。来週は1時間SP。
前半が凛とデートで、後半でバトルかな?

『蟲師 続章』 第20話 「常の樹」
http://www.mushishi-anime.com/
最終回。原作の最終話であった「鈴の雫」は来年の初夏公開。
正直、この展開は想定以外であった。
腕の良い大工の幹大は道端で赤い実を食う。
以後、自分が誕生する以前の記憶や光景を夢見るようになった幹大。
その夢の中に登場する印象的で象徴的な神木は、自分の故郷の山で伐採され、
古株を残すのみ。だが、その古株で休憩した幹大の足が、突然、株と同化した。
幹大の脚は木のようになって……。
幹大の食う赤い実は、悟り樹の名の蟲が危険を感覚したとき、
記憶を封じ込め、動物に命を渡すもの。その動物は樹と同化し、樹の一部と化す。
治す術は“ない”。今回は、その悟り樹の宿る大木の記憶を使い、
ギンコとイサザの幼少時代を描き、過去を振り返る。
同時に樹の記憶にあった災害(地震)の予兆を得て幹大が村を救う。
生活の危機に神木を伐採した村人の後悔、大木と人と村の関り、全部がつながる。
その壮大な環(わ)の話は、かんがえると最終回にふさわしいな。
さて、「鈴の雫」は劇場公開になったけれど、これってソフトの構成はどうなるわけ?
「鈴の雫」が、やっぱり最後の6巻に入る?(別巻? 自分は別巻でもいいけど)
ともあれ8年越しで奇跡の復活2期を成し遂げた
「蟲師」のある1年間は本当に最高だったな。スタッフに感謝を。まだ来年も続く。
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