横浜黄金町のミニシアターに表題のドキュメンタリー映画を
見に行って参りました
原題は Bloody Daughter
アルゲリッチの三女が監督を務めた作品です
事前の知識は何もなく、ただアルゲリッチのファンであるということだけで
彼女の音楽を深く知るために見に行った次第です
いい感じに枯れたスティーヴン・コワセヴィチが出てきて
これが監督の父親でありました
僕はデュトワが最後の夫であったと思っていたので、「へぇ」であります
ウィキペディアによると、デュトワと離婚した後、撚りを戻して
未婚のままステファニーを設けたらしい
まぁ、私生活をほじくりかえすのはどうでもいい
もっと気難しい人だと思っていましたが、そうでもない
奔放なアルゲリッチの人生は、彼女のピアノそのもので
明るく、自由で実に魅力的です(鬱の時代もあったそうですが)
アルゲリッチといえども、時にはミスタッチもしますが
機械的に正確無比に演奏することで損なわれるものの方が
遙かに多いので、ミスは気になりません
だって超絶技巧の持ち主であることは充分にわかりますから
エンドロールで流れたバッハのパルティータ第4番から
アルマンドに深く心惹かれました
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