mixiユーザー(id:1506494)

2014年12月05日18:01

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アルゲリッチ 私こそ、音楽

横浜黄金町のミニシアターに表題のドキュメンタリー映画を
見に行って参りました

原題は Bloody Daughter
アルゲリッチの三女が監督を務めた作品です

事前の知識は何もなく、ただアルゲリッチのファンであるということだけで
彼女の音楽を深く知るために見に行った次第です

いい感じに枯れたスティーヴン・コワセヴィチが出てきて
これが監督の父親でありました
僕はデュトワが最後の夫であったと思っていたので、「へぇ」であります
ウィキペディアによると、デュトワと離婚した後、撚りを戻して
未婚のままステファニーを設けたらしい

まぁ、私生活をほじくりかえすのはどうでもいい
もっと気難しい人だと思っていましたが、そうでもない
奔放なアルゲリッチの人生は、彼女のピアノそのもので
明るく、自由で実に魅力的です(鬱の時代もあったそうですが)

アルゲリッチといえども、時にはミスタッチもしますが
機械的に正確無比に演奏することで損なわれるものの方が
遙かに多いので、ミスは気になりません
だって超絶技巧の持ち主であることは充分にわかりますから

エンドロールで流れたバッハのパルティータ第4番から
アルマンドに深く心惹かれました

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