mixiユーザー(id:6731788)

2014年12月01日20:44

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立て続けに読んでしまった小説二題

洋邦問わず警察小説は面白い。
テーマやとらえ方はいろいろあるけれど、ディテールに
こだわりつつ、展開にスピードがあるものほど面白い。

ネルソン・デミル『王者のゲーム』、笹本稜平『越境捜査』の二つ
(いずれも上下二巻)を立て続けに読んだ。
どちらも長編でたいへんに長いのにまったくあきない。
あっというまに読了してしまった。
ああもう終わってしまうのか、もう少し展開してもいいんだよ、
なんておもうくらい飽きなかった。

デミルはベトナム戦争をテーマにした作品もよかったが、この
ニューヨーク市警の刑事ジョン・コーリーシリーズがいかにも
ニューヨーカーで痛快だ。
一方、笹本稜平の舞台は警視庁と神奈川県警という、二大天敵
警察の軋轢のなかで展開していく。これまたありそでなさそで、
意地悪く拝見出来て興味深い。

しばらくはまたこのシリーズにはまりそうだねえ。。。。
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