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2014年11月28日20:32

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11月27日  志らく・喬太郎 二人会

11月27日  志らく・喬太郎 二人会  赤坂区民センター
受けた喬太郎師匠と、江戸の風を吹かせた志らく師匠、バトルが凄い二人会はこうでなくっちゃ
志らく落語に馴染みの薄そうな客に対し、感動をさせる、志らく師匠の迫力の凄まじさ、
喬太郎師匠は聞いてなかったそうですが、損しましたね。

立川らく人   真田小僧
柳家喬太郎  錦木検校
立川志らく   文七元結

立川らく人   真田小僧
父親の表現をもう少し工夫が欲しいと思いつつ、ギャグの出来の良さに笑いました。
少ししゃべって銭をせびる金坊、寄席は噺を聴く前に銭を払う、誰でも言うギャグ、
知らない男が来て、母親が家のかぼちゃ野郎がいないから、と言って家に上げる。
次を聞くには銭がいる、と銭を貰いながら、かぼちゃ野郎で思い出したけど、
かぼちゃをパンプキンと言うのは、オレンジ色のかぼちゃで、とかぼちゃ談義がおかしい
かぼちゃ談義が終わって、また銭がいる。聞きたくもないかぼちゃ談義で、銭を取るな、と
金坊いわく、寄席では聞きたい話だけ聞けますか、今日だって志らく・喬太郎だけ聞きたいが
聞きたくもない、らく人なんて、聞かなくっちゃならない。
かぼちゃ談義を入れ込むのは出来るかも知れませんが、寄席では聞きたくもない話しは、と
その奥を語り、その語りが、普通のギャグ寄席では、につながったセンスが良いなと感じました

柳家喬太郎  錦木検校
まくらが長いな、と笑って聴いていましたら、時間調整だったんですね。
先代三平風に、入ってくるお客さんを、いじって、喬太郎師匠がやると、ちょっと怖くなった
本題に入って錦木検校、大名酒井雅楽頭になった角三郎と面会するが、その場で息絶える
酒井雅楽頭が、余の身も心もほぐしてくれたので、大名になれた。
これからも。ほぐしてほしかった、オレを恩知らずにしないでくれ、と絶叫する。
感動的ではあるが、現代劇のように感じてしまうのはナゼ、と疑問も残って、中入り休憩へ

立川志らく   文七元結
内幸町のシャンソンの会、志らく師匠の演出で、バックに音楽を流して、歌手に芝浜を語らす
ちょうど今頃の時間に、芝浜を、って、両方いけないよ。
江戸っ子の了見を、これでもか、と語る、志らく師匠、そうか喬太郎落語の疑問はこれだ。
ツベコベ言わず金を貸す佐野鎚のおかみさん、金への未練は隠して逃げる長兵衛、
商売は教えたが人の道を教えなかったと述懐する半七の旦那。
思い入れは有っても、スパッと割り切る江戸っ子の了見を、演じる志らく師匠の迫力が凄い
今日の客のうち、志らく目当てでない客に、志らく落語の感動を、江戸の風で吹き込んでやる
そんな思いを感動を感じました、喬太郎師匠は出番が終わったら帰ったそうで、損しましたね



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