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2014年11月12日05:02

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夢:小旅行

一昨日の夢は良かった。
目覚めてから床で
しばし反芻し至福。

小旅行の一幕だった。


■ゆめ

小さな駅を降りる。

感覚としては
東海道線の小田原と熱海の間のどこか
という感じ。


ここ数日来
陰鬱なくらい曇りの日が続いていたなあ。
雨が降らなければいいが
と(夢の中で)感じながら

民家と畑が
パッチワークになっているところを歩いていく。


すると数日ぶりに

ぱー
と日がさし

畑の広がりと
その向こうの林
更に向こうの丘陵を
明るく照らす。

薄靄に幽かに霞むなか

樹々はまだ緑色が優勢だとはいえ
ところどころ

黄色や
橙橙、赤に染まり
秋らしい美しい景色だ。


すばらしい!

これは是非写真に撮りたい、と
ナップザックからデジカメを取り出し
スイッチを入れて
シャッターを押そうとすると

うぃーん。
かしゃ。

液晶画面が暗転してしまう。

「あ。電池が切れた」
と慌ててバックをかき回す
普段
写真を撮る気満々で旅行に行くときは
単三の電池を10個くらい持っていくのだけれど
今日は
何の気なしに途中下車し
ぶらぶら歩いていたので
ストックの電池はない。


「あー」

周囲を見回すが
コンビニなんてなさそうだし
時計を見ると9:30で
仮に小さな電気屋さんを見つけても
まだやってない。


駅前まで行けば
電池を売ってるのでは
と足早に戻っていくと

いつしか
畑はなくなり

民家
民家
民家
小さな工場(こうば)
小さな八百屋
乾物屋
せんべい屋
醤油問屋
などが

舗装されていない狭い道路の両脇に
軒を連ねるようになる。


白い犬を
散歩させている
おばあさんがいる。

赤い円柱型のポストがある。

電信柱はコンクリでなく
木柱にコールタールを
しみこませたような材質である。

懐かしい匂いのする
電信柱だ。


左に
三方を古い木造の民家に囲まれた
小さな神社があり

粗末な和服を着た
鼻を垂らした子供たちが
棒切れを振り回して遊んでいる。


もう少し進むと

左手にぱっと赤い
わりに立派な鳥居が見れ

その先は曲がりくねった
急な階段が
切り立った丘の斜面につづき

丘の中腹に
石の鳥居がある。


その先に
神社があるようだが
社殿は
はっきり見えない。

大きな白い幟(のぼり)が
墨跡で何かが大書され
何十と風にはためいている。

その向こうには
おそらく
ご神木か

樹齢7,800年は
優に超えていると思われる
岩石の塊のように
隆々とした
イチョウの巨木が

ずどーん

鎮座している。


いつしか空は晴れ
晩秋の
穏やかな日差しが
その丘を
照らしている。


はやくその神社に行ってお詣りしたい。

ご神木のお話を聞きたい。

強く思うが
一方
いく以上は写真も撮りたい

二兎追う漁師となり、
とりあえず
まず
駅前に出よう
とあるいていくと
小さな駅舎がある。


周囲を見ても相変わらず
コンビニひとつない。


さすがになかには
売店があり
電池を売っているだろうと
と中に入っていくと

そこは
朝市のようになっていて
野菜

漬物
雑貨
その他が
売られている。


一目見て電池はどこにもないことがわかり
茫然とする。

というところで目がさめました。

でも
目覚めた床の中で
しばし目を閉じ

晩秋の陽光を浴びた
丘陵の林の紅葉の美しさと

どことなくレトロな街並み

すてきな神社と
力強いご神木が

起きても目に焼き付き
何度も思い返しては
幸せな気分になり
そのご神木の神社に行ったような気になりました。

ひょっとしたら
また夢で訪れることになる場所なのかもしれないし
それどころか
そのうちに
現実にこれと同じ場所に出会うかもしれないなあ

感じていますクローバー

愉しみですねぴかぴか(新しい)

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