二つ目の無料施設は、伊達博物館とほぼ隣り合わせの位置にある天赦園へ行った。
「宇和島藩2代藩主の伊達宗利が海を埋め立てて造成した浜御殿の一部であったが、幕末に7代藩主の伊達宗紀が慶応3年(1868年)に築庭した」という、国の名称に指定されている大名庭園である。
入口から樹齢250年を超す藤棚があり、丁度藤の花が見頃で満開になっていた。
庭園内に入ると、見事なまでの回遊式の大名庭園である。
いつも通り登山用のナップザックを背負って入るには場違いな場所なのだが、荷物の関係で仕方なくその格好で歩いている。
このような場所では和菓子を食べながらお茶をすするのが大好きな自分は、喜んで向かっていった。
17時でまで開館しているのだが、お茶屋さん(潜淵館)自体は15時で終わりなようで店仕舞い間近である。
時間的に私が最後のお客さんのようであった。
その後は回遊式庭園の名前通りに池の周りを歩いてみて回った。
この天赦園の周囲は国道・高校があり意外と騒がしい場所なのではあるが、この敷地の中にいる限りは意外とそのような喧騒を感じさせなかった。
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旅行日:2014/04/27(Sun)
写真: 天赦園(陰陽石, 蓬莱島, 潜淵館)
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