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2014年10月05日09:17

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週報(14/09/29〜) 尾瀬至仏山

(9/28)
4:00起床、5:00に宿を出て歩き出す予定である。
5:00の理由は鳩待峠からのバスを予定1時間前に乗ることを考慮して逆算するとこの時間になることと、日の出時刻との兼ね合いである。
また混んでいる宿の一回目の朝食時間も5:00であるのだが、1時間も前ならばゴソゴソといった音が響いてもいいような感じだが意外にも宿の中は静かである。
(ちなみに客室は民宿のように敷戸で区切られているだけなので、音は筒抜けである)
準備も終わり昨日届いていた個人用お茶セットからお茶を飲んでくつろぎ5:00になるのを待った。
5:00近くになると一回目の朝食時間の時間の人も動き始めたこともあり、賑やかになった宿をあとにした。
 
昨日は煌々とした明かりがついていた宿だが、外のベンチを照らす灯りがないだけでやはり眩しかった。
しかし早朝の朝靄が尾瀬ヶ原を覆っていたこともあり、歩き始めて5分も経たずに宿が見えなくなってしまった。
その代りに見えるのは木道近くにある湿地帯と朝靄だけである。
また気温が大分冷えたらしく木道がかなり湿った上に、霜が降りたようで歩き続けていくうちに滑りやすくなっていった。
そのため至仏山登山口である山の鼻への到達予想時間は登山地図上では2時間となっていたが、ほぼ同時間となってしまった。
 
見晴(弥四郎小屋) 4:50 - 竜宮十字路 5:30 - 牛首分岐 6:00 - 山の鼻小屋 6:40

山の鼻小屋でトイレ休憩を取った後、至仏山への登山開始となった。
この登山道は「蚊紋岩が滑りやすく植生破壊のため登り専用」となっている。
その言葉を樹林限界を超えたあたりから、嫌でも思い知った。
とにかくむき出しの岩肌がとても滑りやすい上に、水が流れているためにさらに滑りやすくなっていた。
かなりの部分に木道階段が設置されているのだが、それがない部分は登り渋滞を引き起こしていた。
登山地図上では3時間となっているが、2時間で登り切ってしまった。
頂上について間もなく、弥四郎小屋で同室だった人が麓から登ってきて再開した。
「確か朝食を食べてから宿を出ると話していたはずなのだが…」
私は尾瀬ヶ原は写真を撮りながら結構のんびりと歩いていたのだが、その人はハイスピードで歩いていたらしい。
山の鼻の登山道入口では15分遅れで出発したらしい。
 
山の鼻小屋 6:50 - 中間地点8:00 - 至仏山 9:05
 
同じ時刻で昨日は雲海の上に見えていた富士山は今日は見えなかった。
昨日よりも空気が澄んで天気が良いはずなのだが、今日の関東平野方面は黒い霧が覆っているように見える。
もしかすると昨日の御嶽山の噴煙の影響なのではないか?
他の浅間山・東北方面の山々がかなり遠方までしっかりと見えていることもあり、かなり目立っていた。
予定よりも早く着いたこともあり至仏山山頂では朝食を食べた後は、10時までのんびりと過ごす予定でいた。
しかし、数十人の団体の人が頂上に着いたこともあり頂上の空きスペースが狭くなってしまった。
仕方なく休息時間を早めに切り上げて先に進むことにした。
小至仏山で少し長めの休憩を取り、その後は鳩待峠に予定時間よりも早めに到着しそうな感じがあったため周りの紅葉を見ながらのんびりと歩いた。
予定していた一本前のバスの発車時刻に丁度良い時間に鳩待峠に到着した。
 
至仏山 9:50 - 小至仏山 10:30 - オヤマ沢田代分岐 11:15 - 鳩待峠 12:20
 
鳩待峠は山小屋とバス・タクシースペースがある溜まり場と言った雰囲気である。
日曜日のお昼という時間であるが、まだ登ってくる人もちらほらと見かけるが、大多数の人は下山準備中である。
このバス停から団体専用ツアーバスで帰る人が多くいるせいなのか、意外とただ時間を潰しているような人が多かった。
私は路線バスで下山であるが、発車時刻とは関係なく頻発しているようで人が集まったら即発車と言う感じだった。
そのせいで路線バス車両ではなく、大型ワゴンバスに乗ることになった。
バスも乗り合いタクシーも同じ料金なのだが、旅行会社発券チケットではバスにしか乗れないらしい。
やはり一本前のバスに照準を合わせて歩いて来て正解だった。
 
バスは戸倉駐車場行きなのだが、高速バス乗換場所である"鳩待峠行きバス連絡所"で下車した。
この場所は関越交通の大きなバスロータリーとなっており、その裏手には片品村が運営している"尾瀬ぷらり館"がある。
1時間早く下山してきたこともあり、ここにある温泉に浸かっていく事にした。
事前に「この温泉は狭い」との知識は得ていたが、本当に狭かった。
…というよりも温泉ロビーをもう少し狭くしてもよいので着替え場所を広くして欲しかったくらいである。
そのため登山ザックの置き場は着替え場所には置けず、ロビー側に置くしかない(施設側も推奨している)。
泉質自体はよくありがちな無味無臭の単純泉だと思っていたのだが、予想は裏切られ軽い硫黄泉だった。
浴槽は内湯と外湯の2種類だが、両方とも浴槽は狭く4〜5人入ると満員である。
何故か露天風呂は浴槽以外のスペースは有り余っている程広く、アンバランスな配置となっている。
 
この尾瀬ぷらり館ではテレビが置かれていた。
昨日までのNHK-BS1ではなくNHK総合が流されていた。
受付時には既に13:00を過ぎていたのだが、のど自慢が流れていた。
御嶽山の噴火事故の関係でニュースが延びていたらしく、のど自慢自体の開始時刻が遅れていたのだろう。
また大きな事件事故が発生した場合の表示であるL字型のニュース速報が付いていた。
御嶽山の件は知っていたのだが、規模までは把握しておらず小規模噴火程度だと思っていた。
のど自慢が終わって始まった13:10からの臨時ニュースで事の重大さに初めて気づかされた。
たまたま一週間前のECMWFの台風予測で尾瀬に決めただけで、この予報がなかったら9/26〜9/28に休みを取った上で同時刻に御嶽山に登っていた可能性があり寒気がした。
(※木曽福島8:40発の路線バスを使うと、御嶽山頂上は12:00くらいになる)
 
温泉を出ると帰りの高速バスの時刻になっていた。
新宿駅まで行く高速バス尾瀬号であり、今日は満員との事。
満員なのだが増発はなく1台運行。1時間後の15:30最終便もあるので続行便は出さないらしい。
予定では17:20頃に川越駅西口に到着するはずだったのだか、嵐山PA付近で起こった事故のために本庄児玉IC付近からだらだらとしたスピードで川越まで移動する事になった。
トイレ休憩も予定通りの赤城高原と嵐山PAにも立ち寄ったためさらに遅れが増幅した。
川越到着は1時間遅れの18:20となってしまった。
 
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旅行日:2014/09/28(Sun)
写真: 見晴および燧ヶ岳(夜景モードのため撮影時刻は見た目は真っ暗です), 尾瀬ヶ原&燧ヶ岳(至仏山登山道中間地点付近から), 至仏山頂
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