久しぶりの公会堂中集会室

やっぱりここはいい。

大阪　大阪市中央公会堂中集会室
大阪クラシック　第53公演
チャイコフスキー　弦楽六重奏曲「フィレンツェの思い出」
宮田英恵・黒瀬奈々子（Vn)、竹内晴夫・岩井英樹（Va)
石田聖子（Vc)、山田俊介（Cb)

午後から休暇だったので、大フィルに電話して当日券があることを確認してから出かけました。4時からの公演、30分前から当日券発売とのことだったけれど、3時過ぎにはすでに長蛇の列。他の公演に色気を出さずにこれに絞ってよかった良かった（笑）。

4時過ぎに大植英次登場。「前の公演が押してるから、ちょっと開演を遅らせてくれって、そんなもんで、時間を埋めろっていわれたもんで・・・」で始めるマシンガントーク。昨日1日の来場者が９９００人だった（昨日は最も多い13公演の日だったんですよね）という衝撃の事実に驚愕したとのことだとか、１９９２年の今日、阪神ヤクルト戦が史上最長の6時間2分だったとか・・・この大植トーク、懐かしいなあ。

肝心の演奏だけど、最初の内やや手探り感があって、ちょっともたもた、とした感じがしたけれど、2楽章以後は尻上がりにヒートアップ。4楽章に至っては、火のようなアンサンブルとなって、岩井さんが「いやあ、熱くなりました」とのたまうくらい。「私たちの方が愉しませてもらったみたいです。皆さんと一緒に愉しめて、ホントにうれしい」。

いやいや、僕もホントにうれしいです、ここでまたこんな音楽に出会えうことが出来て。

大阪くらしっく、音楽との出合い、人との出会い（コントラバスの山田さん、iPADを駆使した演奏、見事でした）・・・それが、夏の思い出、大阪の思いで。

また、来年も出会えるといいな。