週報(14/08/11〜)　あけぼの

旅行の最終日、埼玉への帰宅時に臨時寝台特急あけぼのを利用した。
あけぼの自体は今年の春で定期運行は終了しているが、今夏は臨時列車として8月頭からお盆休み終了時期の約3週間だけ運転していた。
　
今回切符はJR東日本株主優待券を2枚使って4割引としたうえで、大宮〜(新幹線)〜新青森〜(あけぼの)〜大宮という一筆書きルートで発券した。
そのため、青森で一日遊んだ後に夜行列車で帰宅しようと思いついた。
今までトップシーズンでなくても意外とあけぼのが予約できないことが多かったのだが、今回は珍しく寝台が空いていた。
臨時列車ということで、この夏が最終運行となる可能性が高いため、最初で最後の乗り収めという目的もあった。
　
実際に乗ってみると、新青森(≠青森からは乗車していない)の時点ではまだ半分程度の埋まり具合だったのが、こまめに停車していくことにより乗って行く人が増えていくという寝台列車としては理想的な形態となっていた。
最終的には、お盆時期ではあるが帰宅ラッシュのピークではない8/15乗車としてはまずまずの乗車率であった。
ただし寝台車の車両の傷み具合は半端ではなく、走らせるのも限界かなと感じる部分は多かった。
　
また「撮り鉄」が沿線の至る所で見かけられた。
青森・秋田の無人駅、田畑の畦道等、どこで情報を知ったのかと言うような場所で見かけることも多かった。
また早朝5時前の高崎駅でたくさんの人を見かけた時には驚いた。
このあけぼのではなかったのだが、行きのはまなすの寝台車では明らかに寝台利用者以外の「撮り鉄」が移動中の車両通路にずけずけと入ってくるのには閉口した。(札幌到着直前の早朝にも有った)
明らかに邪魔以外の言葉しかでなかった。
　
このような光景を見る限り、利用者側の面でもプライバシー上の理由で寝台車廃止はやむを得ないと感じるしかなかった。
あけぼの、はまなすにしろ再来年は寝台列車として走っているようには思えないので、最後の撮り納めと言う理由は解らないわけではないが。
　
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写真: 今回の旅行で使用した切符一覧
　(実際には十勝岳登山の日程を早めた関係で、札幌〜旭川間のSきっぷも購入することになった)