誰もが起こす可能性のある事故

路線バスにはねられ小3死亡
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=2768263


この事故のパターンは、誰もが起こす可能性がある。
私も、３０年約１１２万キロの運転経験で一度やっている。
私の場合、接触していない誘因事故だったので相手は怪我をしていないが(びっくりして転んだ)、紙一重であった。

事故が起きる時は、偶然悪い事が重なるものである。
私の場合は以下のような状況であった。
・少し鋭角な国道の交差点。
・右折待ちの際、一台前に３ｔトラックがいて前方の視界が悪かった。
・そのトラックが勢いよく右折したので、もう人はいないと思ってしまった。
・そのトラックは、わざと歩行者の横をギリギリで通っていった。(歩行者がゆっくり渡っていた事にイラついて意地悪をしたのだと思われる)
・私も急いでいたので、そのトラックの後に続いて発進した。
・鋭角な交差点の為、通常よりも長い時間ピラーに歩行者が隠れた。
・その日はたままたレンタカーで、自分の車よりピラーの厚みがあった。
・ピラーの死角から突然歩行者が出てきた。
・急ブレーキを踏んで紙一重で接触は避けられたが、歩行者は驚いて転んでしまった。

今回のバスの運転手の状況はまったく同じではないはずだが、６０代の運転手なので、かなりのベテランだと思うので、何かしらの偶然が重なって事故になった可能性がある。
でも横断歩道上の事故なので、法的には１００％運転手が悪い。
私の場合も、相手は転んで手を擦りむいただけの軽傷でしたが、過失割合は１００対０の重過失ということで一発免停になりました。

このような事故は、長い間運転していれば誰にでも起こり得る可能性がある。
いないと思っても右左折時、横断歩道の手前では最徐行または一時停止するぐらいでいいと思う。
また歩行者側も、ドライバーは見てるだろうと思いがちだが、実際は何らかの理由で視界に入っていない事も多いので、横断歩道だからと言って安心すべきではないと思う。

被害者の方のご冥福をお祈り致します。