旅行記(187:沖縄・宮古島旅行記<32>-宮古島市総合博物館-)

最後の観光スポットめぐりは、元々雨の日用に考えていた博物館で締めることにした。
天気予報は三日間雨だったものの、降ったのは着陸直後の1時間だけだったので、行く必要がなかったためである。
　
今までのスクーター乗り回しでは一度も向かわなかった、宮古島空港の東側エリアにある総合博物館へ向かった。
地図で見るよりもやや遠かったのが、予定外だったが…。
博物館の目の前に船がおいてあったのだが、どうみても魚雷を改造したものとしか見えないものであった。
　
中の展示物に関しては、宮古地方独特の風習の展示が多く、変わったものが多かった。
特に奇祭「パーントゥ」の展示は充実しており、やや古いながらも映像展示もしてあった。
別の場所では考古学的に見た宮古地方として、人が住み着いてから第二次世界大戦までの期間に関する説明が成されていた。
この中で沖縄本土と宮古島地域の微妙な差を感じる事が出来た。
この事が、翌日向かった沖縄県立博物館の展示内容を詳しく理解するのに非常に役立った。
展示自体は1時間強で見て回れる内容なのだが、一地域にある市立博物館としては充実した内容であるのは確かであった。
博物館を出る頃には13:30近くになっており、やや長居しすぎた感じすらあった。
宿に戻り、急いで完全にチェックアウトしなければならなくなってしまった。
　
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旅行日:2012/05/02(Wed)
写真:宮古島市総合博物館(入口, 魚雷改造船)