旅行記(184:沖縄・宮古島旅行記<29>-砂山ビーチ-)

(五日目)
宮古島最終日である。しかし、まだ主要な観光地を廻れていない程に観光名所が数多い。
昨日、一昨日と周りから薦められていた砂山ビーチへ人がいない夜明け直前に行ってみることにした。
　
砂山ビーチの入り口は駐車場とシャワールームがある立派な作りとなっていたのだが、その先にあるビーチへ行く道は白砂の急坂となっていた。
その関係で入口からは全く海が見えず、ワクワクとした高揚感があった。
しかし、実際の砂浜についてしまうと「意外と狭い」という感想しかなかった。
狭いながらもしっかりとした白砂の浜辺と、波によって削られた隆起サンゴの天然のアーチは見ごたえたっぷりである。
単に来間島の長間浜という隠れた広大なビーチを見てしまっていたために、目が肥えてしまったためである。
それでも人が全くいなかったこともあって、砂山ビーチを独り占め出来たことだけは満足であった。(泳がなかったけれども…)
砂山ビーチから駐車場へ帰ってくると地元の人が散歩しに浜辺に来るところであった。
　
YHに戻る前に、地味目な観光スポットである「人頭税石」というものが目についたので一緒に観光しておいた。
150cmよりやや小さい単なる石なのだが、この石よりも背が高くなると人頭税が課されるという言い伝えがある石である。
(実際は年齢で課していたようだが…)
小さな公園の片隅にある目立ちにくい石なのだが、案内看板だけはしっかりとしている。
　
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旅行日:2012/05/02(Wed)
写真: 砂山ビーチ(入口, 天然アーチ), 人頭税石