高校の1年上級生だったI.H.さんのピアノリサイタルに行って来ました
Iさんはプロのピアニストではないけど、職業としていないというだけで
その腕前は本格的なものです
今日の曲目はバッハとベートーヴェン(B&Bです)
パルティータ、フランス組曲第3番、そしてワルトシュタインソナタ
そんじょそこらのシロート(例えばワタシ)が手を出せるような
レパートリーではありません
卒業以来42年振りに拝見する姿は白髪、ややアルシンドで
月日の経ったことを感じさせますが、ピアノは相変わらず上手い!
高校時代シューマンの謝肉祭を弾いていた頃の面影が蘇りました
自分もまた音楽を職業とせず、でも未だに音楽を一生の支えにしている
とても刺激を受けました
ワルトシュタインを弾き終えてお辞儀をする姿がうれしそうだった
わかるなぁ
今年5月に亡くなられた声楽家の畑中良輔先生がおっしゃった
「僕は音楽の好きな人に必ずしも音楽を職業とすることを勧めない
職業にすると、時として音楽を憎むようになるから」
好きな人とは結婚せずに愛人関係を保つということですかね
音楽は永遠の恋人です
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