2012夏の近畿3デイ(2日目/大阪都心をゆく)

前回からの続き。
再び阪神電車の住吉駅まで歩くのも面倒なので、こちらを。

※住吉12:36→魚崎12:38(神戸新交通六甲ライナー)


乗った車両は1111。
前方からの眺めは抜群で、時間があれば終点まで乗りたいところです。



※魚崎12:44→梅田13:07(阪神線/特急)


阪神特急に乗り換え。乗った車両は9401です。
淀川を渡り、再び大阪市内へ。

梅田駅に到着。


地上に出て、大阪駅前バスターミナルで大阪市交通局のバスをヲチします。
62-1665(なにわ200か1665/LKG-MP37FK)は、今年の新車。
4月にはノンステップ化100%を達成したとか。


※大阪駅前13:25→なんば13:45(大阪市交通局[103])


前夜にウィラーのなんば⇔梅田路線に乗車したので、乗り比べます。
なんば方面は御堂筋をひたすら南下します。日中は40分おきの運行。
車両は39-1303(なにわ200か1303/PDG-KR234J2)です。

乗客11名で出発。
御堂筋に入ったバスは、順調にミナミを目指して走ります。

大阪のメインストリートだけあって、車窓を眺めるだけでも大阪見物が楽しめます。
淀屋橋にさしかかると、左手に大阪市役所が。
橋下市政となってからは何かと話題になっていますよね。


右手には、日本銀行大阪支店。


御堂筋といえば、このイチョウ並木。
沿道のビル群も、かつての高さ規制(百尺規制)で同じ高さに揃えられ、大変美しい景色が続きます。





道頓堀橋を過ぎると、最も大阪らしい風景のひとつ･道頓堀川沿いのネオン広告群。
戎橋を行き交う人の多いこと多いこと



なんばに到着。この間、新たに2名が乗車し車内のmaxは12名でした。


途中のバス停での入れ替わりは少なく、なんばまで観光がてら乗り通す人が多かったです。
路線の性格はほかの市バス路線と特に差異はなく、地下鉄御堂筋線を補完しながら通勤･買物など日常生活での利用に応える普通の路線バスです。ただし、終発は早いですが。

ウィラーのほうは、ツアーバス利用者のシャトル輸送に事実上特化しているのが現状。
ツアーバス利用者向けのシャトル便を一般利用者にも開放しています、という印象です。
地方でみられるスクール混乗バスと似た感じがします。

またウィラーでは、一般利用者、つまり都心内移動の需要掘り起こしにあまり力を入れていない様子もうかがえます。OCATでも路線の存在を大々的にアピールするポスター･看板類は見当たりませんでした。御堂筋線の終発が出たあとに、梅田〜なんばを終夜ピストン輸送する｢終夜バス｣として走らせるのも面白いかもしれませんが、どうでしょう。

※なんば14:11→淀屋橋14:16(大阪市地下鉄御堂筋線)


今回3度目の御堂筋線。車両は1917です。

※淀屋橋14:30→渡辺橋14:48(北港観光バス/中之島ループバス｢ふらら｣)


ウィラーよりもっと早く、大阪都心部に新規参入した民間事業者の路線。
淀屋橋を発着点に中之島地区を片回りで循環します。
2008年11月から運行を開始し、日中は15分おきの運行となっています。

住友ビル前にある淀屋橋バス停に、専用ラッピングを施した｢ふらら｣がやって来ます。
車両は、なにわ200か1247(PDG-KV234L2)。
前乗り中降りで、運賃200円の先払い方式。
こちらも、スルッとKANSAI関連のカードは使えません。


バスは、日々変わりゆく中之島の街並みを眺めながら走ります。
日曜日で、しかも3連休の中日とあって人通りは少なく、車内は終始｢貸切｣。


対岸に見える福島区福島1丁目の再開発地区｢ほたるまち｣。
左手に朝日放送、中央にタワーマンションがそびえます。
手前はホールの堂島リバーフォーラム。
右手には、｢ほたるまち｣と隣接する国の合同庁舎。
かつての朝日放送テレビのオープニング映像｢未来都市バージョン｣を思い起こさせます


関西電力本店のある関電ビルディング。
この日は閑散としており、脱原発運動の方2人が静かに座り込んでいました。


渡辺橋で降ります。
通勤やビジネス利用が期待できる平日に利用者が多いのでしょうか。
見事な貸切ぶりに、少し期待が外れたような

淀屋橋をあとにする前に、改めて橋から中之島地区西部の街並みを。


再び地下鉄御堂筋線の淀屋橋駅へ。
ドーム型のホームに歴史を感じます。


※淀屋橋15:06→なんば15:12(大阪市地下鉄御堂筋線)


これで御堂筋線は今回4度目の乗車。乗った車両は1326でした。
今回はここまで。