週報(12/04/30〜)　iPad

4/28から5泊6日で沖縄旅行に行ってきました。
メインは宮古島の3連泊なのだが、念のため前後泊として那覇にも泊まっている。
行く日に突如梅雨入りと発表されたのだが、実際に雨が降ったのは4/29の午後の那覇と、到着した直後の宮古島だけで、天気予報が大外れをするくらいその後は晴れ渡っていた。
(そのせいで、たたでさえ東南アジア系の顔のパーツが日焼けで浮き出てしまい、印象が濃くなってしまった)
　
宮古島の宿ではPCの代わりにiPadが使い放題となっていた。
通信回線自体は3G回線ではなく無線LANなので、普通のPC接続とさほど変わりわなく快適であった。
今回iPadを初めてじっくりと触ったのだが(ボストンのApple Storeで軽く一度触っている)、タッチパッドのキーパッドを含めてユーザインタフェースもしっかりとしており、特に説明書なしでも快適に使える機能性の高さには驚いた。
しかし、このiPadはお客様用というよりも、「宿の家族の子供用に買い与えたものを一般向けに貸している」状態である。
そのためアプリは基本的に子供向けである。
YouTubeの履歴には、プリキュアとAKB48が満載である。
驚くべきことは、これを幼稚園に入ったばかりの姉と妹が、"自分でひらがなを入力した上で、検索して見ている"点である。　
実際に初泊である日曜日にその光景を見ていたのだが、普通に検索した上で、動画を見て楽しんでいる。
今年のプリキュアの曲(「Let's go!スマイルプリキュア!」)の踊ってみた動画を見ていたりする。
さらに驚くべきことは、目の前に大型テレビがあるものの、一切見向きすらしないことであった。
「今の地上波テレビ放送のゴールデンタイムは、5歳児にすら相手にされていない」
(宿の主人に聞いたところ、iPadの取り合いをいつもしているそうで、テレビは見向きもしないとのこと)
これが離島である宮古島の日常の光景となっていた。
　
「テレビ離れ」「無料動画を普通に見る習慣」
10年後に、この子たちが大きくなったときに、今のマスメディア・音楽業界の送り手側の常識は悉く崩壊してしまうだろう。
　
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写真: 宮古島まもる君&宮古島まる子ちゃん(@宮古島警察署)