北空知・深川Ｂ級グルメ、土日祝日限定の深川駅弁、番屋めし（3/5）

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先週土曜日５日は、泊まっていた札幌を朝出発して稚内へ向かう予定だった。

札幌7：48発稚内行き「スーパー宗谷１号」に乗ればよかった。

朝飯は駅弁にしようと思っていたが、お目当てにしていた札幌の期間限定の駅弁は販売期間が終了しており、ほかの駅弁にはあまりそそられなかった。

１本前の特急、札幌7：21発網走行き特急「オホーツク１号」にもまだ間に合う時間だったから、札幌で駅弁を買うのは辞めて、先行する「オホーツク１号」に乗って深川で降り、深川で駅弁を買うことにした。

改札口近くにある元は駅そば屋だった跡の大判焼き屋と隣り合わせの売店の昭和チックな雰囲気もいい。

深川で、土日祝日限定で販売されている駅弁「番屋めし（735円）」を買い、稚内行き特急「スーパー宗谷１号」の車内で食べた。

深川は留萌線の始発駅であり、留萌・増毛を意識して作られた駅弁である。

おかずがニシンの煮付けとカズノコ、煮物（人参、高野豆腐、筍）、フキと蒲鉾の炒め煮、茹でグリーンアスパラ、玉子焼き、蒲鉾で、ご飯は山菜の炊き込みご飯、という駅弁だ。


特に、小骨まで柔らかくなるまで煮込んだかつての留萌名産のニシンとプチプチのカズノコが絶品で、とってもおいしい。

この脂の乗ったニシンがたまらん。

駅弁にしては735円とリーズナブルなのも好感度が高い。

土日・祝日だけしか販売されていないためか、発売開始されて10年そこそこと歴史も浅いからか知名度も低く、名物駅弁として認知はされていないが、レベルが高い北海道の駅弁の中でもボクのランキングではかなり上位の評価の駅弁である。

非常においしかった。