サンタさん

聖夜。

帰りの
いつも立って乗るバスが
がらがらで。

ふと

みんな
自分の大切な人と
家族・恋人・友人と
一緒の時間を過ごすことで
今日という日を
ある特別な日にしているのではないか。

と感じる。

特別な日。
聖夜。

すると
温かいものが胸を満たす。

サンタさんが
一緒にいる感覚。

サンタさんは世界中の子供のもとを訪れる。

順々に訪れるのでなく
全ての子供に同時に訪れる。

そして
すべての大人の内側には
内なる子供たちがいる。

だから
サンタさんは
同時に
世界中の
すべての大人のもとにも
光るぬくもりその他を手渡すために訪れている。

ということを感じながら
読みかけの本を
開いたところに
書いてあった言葉。


「わたしには体があるが、それはわたし自身ではない。わたしは、体そのものではない」
「わたしには感情があるが、それはわたし自身ではない。わたしは、感情そのものではない」
「わたしには感覚があるが、それはわたし自身ではない。わたしは、感覚そのものではない」
「わたしには記憶があるが、それはわたし自身ではない。わたしは、記憶そのものではない」


久しぶりの水辺公園











今日は早く起きれた