昼休み
昨日、一昨日といった新しい公園に行く。
が
公園のベンチに座りたい気分でなく
公園のわきをずーっと歩いていきたい気分だったのでそうする。
高校か何かの裏へ入っていく道があり
そこを入って歩きたい気分になったのでそうする。
林の新鮮な冷たい空気を吸い気持ちがいい。
この先を曲がったところで
ふと
左手の木の幹に
尻尾の大きな猫くらいの大きさの何かと
ばったり目が合う。
リスか
あるいはムササビというものか。
結構大きい。
あせあせ
という感じで
そのリスのようなものは
とことこと木をおり藪に去っていく。
茫然。
茫然としてふと右手を見ると
木の幹に同じリスのような何かがいて
ぱったり目が合う。
ぼくはすーっとポケットに手をやり
すーっと携帯電話を取り出す。
そのリスのような何かは
ぼくのすーっとした動きに合わせるように
やはり
あせあせ
という感じで
すーっと
こちらは木を登っていく。
カメラで追っていく。
木の先端のほうで止まったら撮ろう
と、ぼくは考えた。
リスのようなものは
木の頂上まで行くと
道路の反対側の木の先端に映り
すーっとおりていき
あせあせ
という感じで藪に消えていった。
歩き養護学校の裏に行くと
横須賀市の看板が出ていて
なんと水辺公園の裏山の裏を通る遊歩道があると書いてある。
コーフンして歩いていく
夢の中を歩いているような道
そしてこのような景色に出あい
ここから先は
何だか今日は進めないような気がした。
なんとなくスピリチュアリティを感じる。
おまけの花
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