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2010年10月11日01:28

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最大級に変てこ?な演技(その1)

私と直接面識のある方々ならば、私の声が「かなり大きくて通る声」であることをご存知であろう・・遠くから私の声が響いてきて、「会場がどこだか直ぐわかりましたよ」なんてこともしばしばある(笑)

あちこちで参加しているラフターヨガのセッションでも、相当強烈に突き抜けた大きな声で高笑いをすることで有名だったりする。

さてさてどちらかと言えば細身の私が何でこういう声が出せるのか?・・・


もちろん技術的な修練ということもある、これは演劇に従事する過程において発声法を「意識的に鍛えてきた」経緯もあるざんすからね。

そして「フレキシブルな身体」ということも大きな要因であろう、一応ヨーガ始めあれこれの身体技法をやってきて、同年代の一般男性と比較したらかなり開放的な身体・身体感覚であるから、声を「身体全体を使って共鳴させられる」・・わけなのざんすね。

と同時に、ご存知のように「お気楽脳天気!」を身上として生きている私は、あんまりストレスが溜まっているということが無い「遊び人」であるから、ある人が私を評して曰く、




「自由なエネルギーの集合体」みたいな人

なのだそうだ(笑)、誠に言い得て妙というか、これは私自身が大変気に入っているフレーズでもある。


20代の頃は、自分がそんなに特殊な?人生を歩いているなんて全く思いもしなかった・・・確かに真っ当な社会人コース?からは逸脱していたが、「アルバイトで生計を立て好きな道を進む」生き方なんてのは、若者ならば特に珍しいことではあるまい。


しかし紆余曲折・試行錯誤・七転び八起き・・・で、気が付いたら来年には50歳を迎えようという中年オヤジになっていたのだが、さてさてそうなると私は大変ユニークな存在になってしまっているようだ(笑)

それはどうやら「表現の場」においても独自の働きが、私の意志とは別の次元で立ち顕れて来るもののようである。

TAICHI−KIKAKUの12月池袋芸術劇場での身体詩劇作品「金色の魚〜輪廻〜」↓

http://www7b.biglobe.ne.jp/~taichi-kikaku/TAICHI-KIKAKU/Next.html

に私も「プルミエ・グループ」の一員として出演する(今年で3回目ざんす)わけだが、今回は第1部が「旅をしない人たち」とタイトルがつき、我々だけで30分ほどのシーンを構成することになっている。

で、メンバーそれぞれが独自のパフォーマンスをそこで展開するのだが(完全な一人芝居ではなくそれぞれが少しづつ重なっている)、身体詩劇作品の登場人物のキャラクターは、脚本に書かれている「作家が想定した人格」ではなく、それを演じる俳優それぞれが深層に持っているモチーフを出発点としている・・・のが最大の特徴であろう。


そんなわけで、5月末の段階で演出のモリムラさんから「課題」が出され↓

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1497251239&owner_id=1057202


9月からの我々の稽古は、それをいかにして「創造表現として舞台に載せられるレヴェル」に形成していくか?・・という作業をやっているわけざんすね。

でまあ、全体としてはどうやら「よし、これでいける!」というものが出来てきたようだ・・・かなり面白い・アヴァンギャルドな不思議なシーンになることだろう。


さてさて、その展開の中でこの私はどのような役を演じているのか?・・・これが私のこれまでに出演してきたパフォーマンスの中でも「最大級に変てこ?」なのざんすよん!!


実は当初はもちろん私も「課題」に取り組んで、一つのシーンを作ってきて、モリムラさんもその中から「核となるモチーフ」を抽出して、「表現として練り上げて」いこうとしたのだが、どうも納得がいくものが出来てこない・・・という事態に陥ってしまったらしい。


まあ、これは私の演技力・表現力の至らなさ・・ということももちろんあるのだが、「シリウス・マハナンダ」という人物自体が持っている独特の個性のオーラのようなものが、

どうにも他のメンバー達とは「異なる次元」にある・・・ようで(笑)、

それを作品世界の中で「最大限に生かす」には、私が「頭で考えて作ってきたモチーフ」を象徴的に展開する事よりも、


私の「リアルな存在感から生まれ出ずるユニークさ」そのものを表現として展開していく・・・方が、このシーンに不思議なインパクトを付与することになる????


・・・ということで方針が大転換されたのだ(爆)、それが一体どういうものなのかというと・・・・


次回に続くざんす!!

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