梅雨明けとともに、この夏は猛暑…
のようです。自宅&職場のある千葉は、まだマシなほうで(それでも、ここのところはクーラーを使わないと大変…
)、都内はもっと強烈な暑さです
。
そんな都内に、それでも休みの日だからと行ってしまう性…
。本日は、ほぼ2か月半ぶりに藤田麻衣子さんのステージを、渋谷にて観てまいりました
。
さて、本日のライブのお題は「B型のオンナたち」。出演順に、unistyleさん(男女ユニット)、半崎美子さん、藤田麻衣子さん、奥井亜紀さんの4組。で、全員(unistyleは、ボーカルのYUUMIさん)が、お題の通り血液型がB型、というオムニバスイベントです。そもそもは、
・奥井さんがエッセイ集「B型のオンナ」
を出版
↓
・これを読んだ半崎さんが、B型企画
をやりたいと奥井さんに持ちかける
↓
・昨年、”第1回”が開催される(この2人とハセガワミヤコさん)
↓
・”第1回”をお客として観に行った藤田さんが「私も出たい
」と言い出す
↓
・今年は無事
、藤田さんも演者さんとして登場
という次第。これにunistyleのお二人を加えた4組…というわけです。
入場時に配られたフライヤーには、事前のコメント集があって、フリーコメントの質問のほかに、”B型度数”が付け加えられています。読みながら、しばし待ち、ほぼ定時で開演します。
トップバッターは、unistyleのお二人。サポートバンドを従えた編成です。真夏の時期のバンド編成とあって、パワフルなステージが展開されます。少しジャズテイスト
の曲が多く、この時期らしい雰囲気です。ボーカルのYUUMIさん、すらっとして涼しげな装い…
。フライヤーによると、YUUMIさんはラジオDJ、相方の藤谷さんはコンポーザーだったりもするようで、異なるバックグラウンドを持つひとが、うまく組み合わされた感じでした
。ちなみに、”B型度数”は、YUUMIさんが最も低く…、とはいうものの、それを意識した曲(TRUTH)もあったりします。
2番手に半崎美子さん。そういえばと思ってみると、昨年末、詩-uta-さんも出場した、厚木の決勝大会でお見かけしていて、実は
回目だったりします。まずはソロで弾き語りからスタート。しっとりと入った後は、ハンドマイク
に持ち替え、ピアノサポートを入れて、一瞬で夏の雰囲気に移ります。鈴持参で聴衆をあおり、”さわやかな夏
”の気分にさせてくれます。一方、このひとの締めの曲は、厚木の時でもあった「永遠の絆」。こちらは、同じ夏でも、”夏になると思いを新たにする
”ような、ふるさとと家族を唄ったもの…。2曲目の「とまり木」とともに、あとあとまで印象に残る唄ですね。
藤田麻衣子さんは、サポートとしてはおなじみの、バイオリンの沖増菜摘さんとともに、3番手で登場。ただし、この2人”だけ”でのステージは、ほぼ2年ぶりだそうで、私にはお初のシチュエーションです
。「君が呼ぶのなら」、「向かい風」と、麻衣子さんのピアノと菜摘さんのバイオリンの伴奏に乗って、澄んだ唄声が響き渡ります
。衣装も、かわいらしい
麻衣子さんと、かっこいい
菜摘さんで対照的なのもポイントです。
しかし、ひとたびトークになると、このひとらしいゆるゆる感が炸裂。しゃべりだすと止まりません(笑)。”B型度数”は、このひとが最強。でもって、菜摘さんもB型…。やはり、ここでガラッと空気が和みます
。凛とした姿と、ゆるゆる感が同居できるのは、いかにもこのひとらしいところです。10月にミニアルバムが出るそうで、そこからの曲も、この日初めて披露されました。
トリは奥井亜紀さん。メジャーも含めて活動も長いですから、名前はどこかで聞いているはずなのですが、実際の唄を聴くのは、今日が最初です(あとでWebをみると、なんと私と同い年…
。もっと若く見えました)。ベテランな方だけあって、とにかく唄っているときの表情が豊かです
。ライブハウスという空間の、距離感の近さが、よくわかるという感じ。そういえば何度も目があったような
。
この企画が世に出るきっかけとなった「B型のオンナ」の著者ですが、本だけでなく、曲のほうにも「B型のオンナ」というのがあり、なるほどという感じがいたしました。
で、これだけ集まったということで、締めは4人そろってのトークとセッション。最初のほうで触れた”B型度数”と合わせてみると、思わず納得な構図に…。遠い目をしたりで、突っ込みどころ満載
のマイペースな藤田さん、その藤田さんとプライベートでも仲良しの半崎さん、一応、年長者としてまとめにかかる(はずが、たまにずっこける
)奥井さん、バンドスタイルが多いせいか、ここではおしとやかに見えるYUUMIさん。ちなみに、”B型度数”の高い順に書いてます
。
セッションは”涙そうそう”。ちなみにこれをヒットさせた夏川りみさんも、B型らしい…。こだわりはどこまでも、でもセッションは息もぴったりで、バシッと締めていました
。
翌日がPVの撮影という藤田麻衣子さん組を除いて(たぶん、これが上がるころに起きるみたい…)、終演後も皆さん居残り。奥井さんと半崎さんのCDをそれぞれお持ち帰りにしました。この、珍しいつなげ方をした対バンライブ。実力派ぞろいで、パフォーマンスも、中身がしっかり詰まったものでした。こういうことでもつながるきっかけができてしまうことに、改めて舌を巻いたのでした
。
ということで、その後なぜか「帯広名物 豚丼」を食して帰宅…。まあ、軽くビールをあおりながら晩御飯という、都内ライブ時の私の習性です。
こういうものまでチェーン店になるんだ
というところですが、ここの店員さん、私が着ていた、麻衣子さんの今春のツアーのTシャツ
に気付いたようで、いい柄ですねと^^。やはり、凛とした上品さは、しっかり持っている麻衣子さんなのだと、こちらも改めて思った次第です。
本日の出演者の皆さんに、改めて感謝であります。
ログインしてコメントを確認・投稿する