三人で申し込んで抽選に当たったので、海洋研究開発機構の一般公開日に調査船「かいよう」の体験乗船に行ってきた。
りりんらさんが都合が悪くなったので、早朝にピンチヒッターのＧＯ氏を誘い、田中桂と三人して品川で合流して追浜へ。←おっぱまと読むことを初めて知った。
送迎バスは体験乗船の人が優先で、大勢が待っている中をするすると前へ抜けて乗り込むことが出来た。なかなか気持ちいい。
受付→乗船手続き→船内へ。シャーペンや記念のピンバッジ（かいようの形をしてる）をもらう。
船は、双胴船で真ん中がだだっ広い甲板になっている。周囲にはクレーンがいくつもついていて、深海艇やなんかをつり下げるのだろうなあという感じ。エアガンのフロートがついた部分も格好いい。
なにより、舳先がとがって無くて平らなのがすごい。数十組のカップルがずらっと並んでタイタニックごっこができるほどだ。ＧＯ氏が「やらないの？」とか言ったが、冗談じゃない。田中桂の巨体を支えられるものか。←そこなのか、問題は？
船内は外洋客船で小笠原に行ったときや、貨物船で宮崎に行ったときのことを思い出した。機能的な家具や道具類、風呂の作り、船ってどこも同じなんだなあ。
先頭にある甲板で出港を待っていると、すぐそばで汽笛が鳴ったのには驚いた。鳴らしますと注意は聞いていたが。
米軍基地の脇を通って、猿島のちょい先まで行ってUターンして帰ってくるだけの1時間ぐらいの行程だが、雰囲気は味わえる。
それに調査船に乗るなんて滅多にないことだし。
風が吹いて肌寒くなる中、国産レモンと蜂蜜で作ってきたホットレモネードを飲む――これだけでなんだかランサム作品の登場人物になった気分になれちゃうんだから、我ながらバカだなあ。
湾内とはいえ、けっこう風もあったのにまったく揺れを感じなかった。さすがは双胴船だ。
戻ってから館内を見学……ではなくて、飯を食った。
一つ前の日記に朦朧と書いているように、ひたすら飯を食った。
ＧＯ氏と行くとなんかこんなノリになる。
まず、食堂で弁当を食べた。500円にしてはボリュームもあってなかなか美味かった。
外に出てテントで売ってといる海軍カレーと鯨バーガーと海軍カレーたこ焼きを手分けして並んで買って、全部食べた。だったら、なぜその前に弁当を食べたのだろう。よくわからない。
テントの前に、カモメの着ぐるみとペリーらしき外国人の着ぐるみがいた。もしかしたらハリスかも知れない。よくわからない。
その後、展示も回ったのだが、昨日からあまり寝ていないので、そろそろ限界が来ていた。
ふらふらと回ったのは……。
・１万メートルの海底を調べるＡＢＩＳＭＯ
・アデリーペンギン（田中桂に「ペンギンがくるみたいだよ」と言われたとき、ぼうっとしていたので完全にペリカンが来るのかと思っていた。ペンギンと聞き取りながら、ペリカンを思い浮かべていたのだ）
・ロープワーク（もやい結び、もう忘れてた）
・高圧実験（実験が始まるまで待てなくて、出てきちゃった）
・ＲＯＶ操縦体験（本物のロボットがすぐそこの海底にいて動かせる。楽しそうだったが、子供で一杯だ）
・ドチザメを触った
・しんかい2000の窓から、抽選に当たってコクピットに入っている人をのぞく
などなど。
今考えると、しんかい6500を見なかったよ。がっかり。
よかったのは、結局夜まで雨にならなかったこと。
半ば、体験乗船中止も覚悟していただけに、本当に助かった。
雨具を持って行く――という魔法ではだめなときによくやる、てるてる坊主を下げるというのを昨日の夜にやっておいたのだが、どうやら効果があったようだ。そういうことにしておこう。
で、ぐったりしてバスで追浜まで戻り、品川から山手線に乗ったら……。
東京駅で人身事故発生。山手線内外共に止まる。中央線も大混雑と遅れにまきこまれ、疲れ切ってしまった。
しかもアジトの風呂は屋根から水漏れしてて入れないし。
銭湯に行って疲れを洗い流したが、そろそろ眠気の第二破が……。
写真は携帯でしか撮ってないので、ろくなのがない。
ＧＯ氏か田中桂に期待。
一枚目
こっちへ向かってくる「かいよう」。前方に、ぬっと四角いブリッジがあって面白い。
二枚目
「かいよう」の左前部。汽笛を鳴らしますよ〜って、肉声で言われた。
三枚目
しんかい2000って、2004年に引退していたらしい。知らなかった。
ＪＡＭＳＴＥＣのキャラはなんか可愛い。特にロッキーの動きがいい。引退したニッキーが居眠りってのもいい。
ただ、アンジーって女の子だよね？ アンコウの雌だし。うーん。
なんか、かっこいいのでこれも。
http://www.jamstec.go.jp/j/kids/machiuke/index.html
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