この季節、ひじょうに、nervous な問題がありやす。すなわち、
コンビニのレジ台の上にこぼれているオデンのツユ
という問題です。何が問題か。さあ、よう聞いておくんなさった。
グラビア雑誌の表紙にオデンのツユがつくのは堪えられん
ということなのです。表紙を上向きにレジに出したってダメです。雑誌のバーコードは必ず裏表紙の下にあるので、店員さんは、
ナンのためらいもなく、雑誌を裏返す
のです。
レジ台が、オデンのツユにまみれているかどうかは、その店員の資質に依るところが大です。近所のコンビニで、
深夜から明け方だけ働いている50代くらいのオッチャン、
とても、コトバが丁寧で、デイパックをしょって入ってゆくと
「お疲れさまです」 と言ってくれるオッチャン。
このオッチャンは、おしぼりのようなもので、こまめに
台の上を拭いているのです。
こういうオッチャンが店員なら安心です。ちなみに、このオッチャン、5年くらい前からずっと深夜の店員をしています。その物腰は、どう見ても、サラリーマンを経験したヒトのように見えます。オッチャンに、どんな人生の転機があったのかは、知るよしとてありません。
同じ店でも、昼間のオバチャン・ネエチャンはあきません。レジ台の端に、
オデンのツユだまり
ができていても放っておくことがある。
なんでえ、雑誌くらい、ケツの穴の小せえヤツ
と言うなら、言わめ、ナの知りたることか。
あのね、グラビア雑誌は、値段の何分の1かは表紙の値段なのです。ヨシトクふうに言うなら、
グラビアは顔が命
オデンのツユまぶれだけは、ごめんこうむりやしょう。
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