村上春樹の新訳が出たということは知っていましたが
早くも文庫になりましたので買いました
新訳といっても、僕はこの小説を読んだことがないので
比較のしようがない
それに映画の方も、この間初めて見たところです
(BS2で放映したのをウォークマンに録画して)
村上さんは後書きの中で「ヘップバーンのイメージを
消して読んでもらいたい」と書いていましたが無理ですよね
でも、確かに原作のホリー・ゴライトリーはヘップバーンとは
随分違います
とはいうものの、原作者のカポーティはモンローで映画化を
望んでいたらしく、これも違うんじゃないのとは思いますけど
原作を読むと、映画版のティファニーはまるで別物という感じがします
それはそれでいいと思います
語り手役だったジョージ・ペパードは好印象のハンサムですし
ちょっとだけ彼の半裸姿が見られますが、とてもキレイです
それと、怪しい俳優エージェント役のマーティン・バルサムは
「ナタリーの朝」でハロルド叔父さんの役をやった人でした
ともかく、映画を見た後で原作を読むのはなかなか味わいがあります
その逆は失望することが多いのですが
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