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2026年03月29日16:34

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プロジェクト・ヘイル・メアリー IMAXレーザーGT

を観てきた。フィル・ロード&クリス・ミラー監督
 男は見覚えのない場所で目を覚ます。コンピューターが奇妙な質問をしてくる。
言われてみれば彼は自分の名前さえ覚えていなかった。
あるきっかけで記憶がフラッシュバックする。
彼は元科学者の教師だった。
その頃太陽から金星に向けて奇妙な赤外線放射のラインがあることが発見され、更には太陽の光量が指数関数的に減少していることを突き止めていた・・・。

 IMAXレーザーGTものすごかった。
特に宇宙カットの没入感浮遊感が半端ないのと、音もものすごい。
 作品としてはどうかというと、これがまた素晴らしかった。
感心したのは映画というメディアの特長を完全に活かしているところと、逆に小説が得意で映画は敵わない要素は非常に思い切りよく削ぎ落としているところ。
小説は読者の想像力が介入するので映画化作品は面白さではなかなか敵わないのだが、得意なところを突き詰めるのは非常にいい決断だったと思う。
要するに読者の想像する画や音を遥かに超えていけばいいのだ。
逆に原作のメインである試行錯誤と思考の経過に関しては、映像作品ではできないことは無いが時間がかかるしやはり苦手なので、普通はお茶を濁す程度に再現しようと思うところを完全にバッサリ削ぎ落とす思い切りのよさが際立っていた。
なので原作を読んだ身からすればストーリーはまさに大筋を追っているという感じだが、そこに圧倒的な映像と音を叩きつけることでそんなことを思う暇も無いように仕上がっているのだ。
少し心配に思ったのは原作未読の人はちゃんとストーリーを追えるのかということだったが、よく考えてみるとその辺の設定部分は読者の納得にはつながっているが、ストーリー的にはそれらがわからなくてもしっかり追えるだけの情報は提示されていたのだった。
見逃すとその後の展開が意味不明になるカットは多数あると思うが(笑)
しかし逆に考えると、映画で初めて本作に触れた人は原作を読むと「なぜこうなったのか」「なぜこうしたのか」が次々に明かされる幸せを味わえるということで、むしろ少し羨ましく感じたりもする(笑)
 ちうわけでなにしろハイテンポにストーリーを展開させ、そこに圧倒的な画と音を被せるという手法の作品なので、その意図通りに楽しむならやっぱり観るならIMAXがお勧めである。
化夢宇留仁は今度は4Dで観てみようかと考えている。
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