を読んだ。
アーサー・C・クラーク著/伊藤典夫訳
3001年、太陽系外縁部で氷の小惑星を回収する仕事に就いていたゴライアス号は、太陽系から離れてゆこうとする微小な物体の調査を命じられる。
果たしてそれは2001年に宇宙空間に放り出されたフランク・プールの遺体だった・・・。
ちうわけでフランクが復活して3001年の世界を体験し、再びモノリスに相まみえるというストーリーである。
なかなか燃える設定で、読んでいて鳥肌モノの展開もあるのだが、残念ながら最高傑作とは言い難いという感想だった。
2001年、2010年で広げた夢に溢れた大風呂敷を、思った以上に小さくたたまれてしまったような印象。
ちうか創造主達の超光速移動または通信を今更否定するのは2001年のめくるめく描写からしたらあり得なさすぎる。
その結果もたらされる1000年前の状況に対する決定というのもあまりに硬直思考で、そんなことならそもそもこんなプロジェクトを行ったとは思えない。
デイブも2001年終了時点では無限の選択肢を前にしていたのに・・・。
ちうわけでなんだかションボリな結果でこの偉大なシリーズの「終局」としては全然満足できるものではなかったが、もちろん楽しめるポイントはそれなりにあった。
特に気に入ったのはフランクがパトリック・スチュワートと会ったことがあるというところ(笑)
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