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2017年07月16日18:58

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週末の映画

 週末は、映画5本。

 まず金曜夜は、
 「銀魂」。
 これは、空知英秋の人気コミックを実写化したもの。
 原作コミックは未読だけれど、なるほど、これは面白い。
 盛り沢山のギャグで笑わせ、パロディはもうギリギリのレベルで・・・これをよくもまぁ米映画メジャーの製作でやったもの。
 劇場内でこれだけ笑いが起きる映画も久しぶりだな。

 土曜日は、映画を3本。1本目は、
 「ありがとう、トニ・エルドマン」
 これは、ドイツのコミカルなヒューマンドラマ。
 キャリアウーマンとして消耗している娘を心配する父親の物語なのだが・・・このイタズラ好きの父親の行動がとんでもなく・・・まぁ、笑いをとるシーンなのだろうけど、ここは、ドイツ人との感性の差なのか、あまり笑えるようには思えなかった。
 ただ、途中、父が娘に歌わせた「Greatest Love of All」は、正に、彼女が抱える問題を自ら見つめさせる、と言う部分で効果的。これには思わず涙してしまいそうになった。
 その後、娘はパーティー準備中にブチ切れ、自分が何をやっていたのかに気づいて、ある行動に走るのだが・・・なるほど、この父にしてこの娘あり、だな。 

 2本目は、「夜空はいつでも最高密度の青色だ」。
 これは、最果タヒの同名詩集を原作に「舟を編む」の石井裕也監督が映画化したもの。
 ヒロインの新人、石橋静河の知名度がなく、詩の映画化、と言う馴染みにくさもあって注目していなかったのだけど、これは出演者がかなり豪華。
 最果タヒの詩のイメージを元に、荒涼とした心象風景を生きる、生き詰まった若者たちを描く青春群像・・・と言うか恋愛映画になっている。
 池松壮亮の巧さは勿論だが・・・本作のヒロイン、石橋静河の存在感は新人らしからぬものがある・・・と思って調べて見たら、父親が石橋凌で母親が原田美枝子だって?こりゃ、サラブレッドじゃないか・・・

 3本目、「彼女の人生は間違いじゃない」。
 これは、廣木隆一監督が、震災から5年後の故郷・福島を舞台にした自身の処女小説を映画化したもの。
 ヒロインのみゆきは、いわき市の市役所で働きながら週末は渋谷のデリヘルでバイトをしている、と言う設定。
 (そうして地方から働きに来ている風俗嬢ってのは結構いる、らしい)
 これも、みゆき演じる瀧内公美にあまり馴染みがなく、単館系の小品か、と思っていたのですが、それ以外のキャストが何れも主役級で・・・映画を観て納得したのは、これだけの脱ぎっぷりと濡れ場度胸。なるほど、これが出来る女優、って事だったのね。

 この「夜空はいつでも最高密度の青色だ」と「彼女の人生は間違いじゃない」。
 この2本に共通しているのは、当たり前の事を当たり前にやろう、と言う事。
 朝起きたら、おはようと言おう、食事をする前にはいただきます、と言おう・・・先の見えない時代だからこそ、こうした部分が大切と言う事か・・・

 日曜日は、「ノーゲーム・ノーライフ:ゼロ」。
 これは、榎宮祐のライトノベルを原作にしたテレビアニメ「ノーゲーム・ノーライフ」の前日譚。流行のエピソード0ってやつです。
 原作小説・アニメ共未見ではあったけど、人工知能の少女トノコミュニケーションが面白く、予想以上に引き込まれました。
 クライマックス、最後のゲームが引き分けに終わったのには、危うく本泣きしてしまう所でした。 
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