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2026年05月10日20:26

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タンポポ

を観た。伊丹十三監督
 トラック運転手のゴローとガンは、腹が減ったのでラーメン屋に寄るが、そこは寂れた店で常連らしいガラの悪い連中がたむろし、女店主が1人で作るラーメンも、茹でる鍋が全然沸騰していないなど食べる前から嫌な予感がし、食べればやはり予想通りの内容だった。
ゴローはそのガラの悪い連中と喧嘩になり、多勢に無勢でやられてしまうが、その結果女店主たんぽぽの家に泊めてもらうことに。
たんぽぽは自分の作るラーメンの正直な感想を聞き、美味しいラーメンを作るために協力してほしいとゴローに頼み込み・・・。

 20年ぶりくらいに見直してみたが、面白い。
奇作、迷作、名作のどれもが当てはまるというなかなかこじれた作品だが、記憶力皆無の化夢宇留仁がほとんどのシーン(特に様々な「食」のエピソード)をはっきり覚えていたので、非常に印象深い映画なのは間違いないと思う。
上に書いた様々な「食」のエピソードというのは、上記のあらすじとは全然関係なく挿入される食に関わるエピソードで、これがあるので本作はオムニバスのような特殊な構成になっている。
これは監督がラーメン屋を立て直す本編だけでは間が持たないと判断した逃げのようにも見えるし、客に飽きる暇も与えず「食」に関して考えさせる素晴らしいアイデアのようにも見える。
化夢宇留仁の結論としては面白いので全然OK(笑)
また妻である宮本信子への偏愛をストレートに表現しているのもこの監督の映画に共通する特徴だが、ちょっと居心地の悪さを感じさせるところもあるが、丸々とした肩とか実際なかなか可愛らしいし(笑)、化夢宇留仁はそこも嫌いではない。
新たなラーメンの開発がメインストーリーだが、やはり本作を特徴づけているのは挿入される様々な「食」のエピソードであり、どれもこれも全く異なって興味深い上にやたらにエロエロなのが多く(特に歯医者の看護婦たちが異様にエロアピールするのは理由もわからない/笑)、そういうところは無条件に嬉しい(笑)
またベタなところはとことんベタ(喧嘩して仲直りとか)に作るとか、そういうバランス感はこの監督ならでは。
 ちうわけでなかなか癖の強い作品だが、未見の人は絶対見た方がいい映画だと思う。
ところどころ嫌になるシーンもあるかもしれないが(笑)、おおむね楽しめるはず。
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