を読んだ。A・バートラム・チャンドラー著/関口幸男訳
グライムズはデブの税関長に麻薬の取り締まりを強化するように要請される。
麻薬の取り締まりにあまり関心のなかったグライムズだが、部下が麻薬のせいで事故を起こして人生を棒に振り、また取引現場を抑えるべく向かったところで若者2人が殺されるのを目撃するに及んで、本腰を入れざるを得なくなる。
宇宙連邦の管轄から麻薬を密輸入する入口になっていると思しい惑星エブリスにやってきたグライムズだったが、そこを取り仕切っているのは古い友人だった・・・。
特別いいところがあるわけでも、特別悪いところがあるわけでもない、凡庸な話で、それでもキャラクターが活きていればそこそこは楽しめたと思うのだが、これまでの外伝ですっかり悪いイメージが定着してしまい、全然面白くなかった(汗)
そうじゃなくても要するにじじいのグライムズがなにもできずにうろうろしているだけなので、面白く感じるのは無理だったかもしれないが(汗)
それよりなにより問題は、前巻のラストでは太古の世界に放り出され、宇宙船だけはなんとか「魔法の力で」手に入れてさあこれからどうするというところで終わっているのに、そこに全くつながっていないところである(汗)
翻訳を飛ばしたのか?元々そんな無茶苦茶なことになっているのか?
そして珍しく訳者あとがきがついているのにチャンドラーの思い出ばかり語ってそこには触れもしない(汗)
そして邦題だけは本編と全然関係ない「銀河辺境の彼方」などといういかにも前巻から話がつながっていそうなものにしてある。
さてさて。これにて外伝も終了で、ハヤカワ文庫から出ている日本語版は全て読んだことになる。
前に正伝の方の感想では、面白いかどうかはさておいて化夢宇留仁は好きだと書いたが、外伝は面白くない上に大嫌いだ(汗)
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