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2023年12月22日21:28

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銀河辺境シリーズ外伝6 名誉の殿堂

を読んだ。A・バートラム・チャンドラー著/関口幸男訳
名誉の殿堂
 妻ソニアが戻ってきてご満悦のグライムズ。
みやげはなんとシャーロック・ホームズその人が愛用していたという海泡石のパイプだった。
その後彼らは惑星キンソルヴィングの調査に向かうことに。
今度はどんな神様が出てくるかと思いきや出てきたのは・・・。

 ちうわけで架空の人物たちが集う世界に行き、更には商船の船長である著者のところにも・・・。
 化夢宇留仁が思うに、こういうエピソードを入れるにはまだキャラクターも著者も格が足りていない。
ものすごくアンバランスな印象を受けた(汗)

姉妹船団
 表面のほとんどが海である惑星アクエリアスに招待されたグライムズ夫妻は、そこでの(主に水上の)生活を満喫する。
グライムズは1隻の船を与えられ、その船長としての生活にも大きな満足を得ていた。
ところが船が異常な動作を・・・。

 アシモフに「SFに潮の香りを持ち込んだ」と言わしめたらしい本シリーズだが、とうとうそのまんま水上船の話に(汗)
まあそれはそれでいいとして、物語としてはあまりにも予定通りすぎて意外性もクソもないのが切ないところ(汗)

空飛ぶ船乗り
 銀河連邦観察宇宙軍のスター・パイオニアに乗艦してアクエリアスを離れたグライムズ夫妻は、今度はほとんど猿のような住人の住む惑星でのクーデターに巻き込まれることに・・・。

 悪くはないのだが、乗り切れない。
やはりグライムズの奥さんであるソニアの存在が、説明が足りていなさすぎて居心地が悪いのも大きい。
むしろスター・パイオニアの艦長ジェームズ・ファレルの方がいい感じのキャラだった(汗)

悪夢
 うだつの上がらない観察宇宙軍中佐として、辺境の基地の指令を努め、もちろんソニアと結婚もしておらず、どうしようもない妻と共に日々を送る・・・
そんな悪夢に悩まされていたグライムズは、またまた惑星キンソルヴィングに降り立つことに。
そこでソニアと2人で立ち寄った神殿の中で奇妙な光に包まれ、悪夢は現実となる・・・。

 ずいぶんあとに書かれた作品らしく、グライムズが観察宇宙軍を辞めた件が出てくる上に、懐かしいデラメアやマギーが登場。
これだけで他の作品とは格の違う面白さに。
やはり本編はそれなりに面白いシリーズだったのだ。
その後はソニアとのつながりを強調した展開になるのだが、やはりこっちはソニアの説明が・・・・でもちょっとホロリ(笑)

 ちうわけでなかなか酷い作品集だった(笑)
しかし上記の通り「悪夢」はなかなか楽しめた。
外伝もなんとか盛り上がって欲しいのだが、もう残りがあんまり無いな・・・(汗)
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