を読んだ。ジェラール・ド・ヴィリエ著/鈴木豊訳
スパニッシュ・ハーレムの25分署のメーター係であるクリスチーナ・ランバロは、子供のいたずらで制服をびしょ濡れにされ、とりあえず近くにあった教会に入る。
ところが彼女はあまりにも色っぽい身体をしていたので神父に襲われ、しかし元から淫乱だった彼女はされるがままに・・・
そんなところに男が逃げ込んできて、彼を追って3人組のギャングが教会に押し入る。
クリスチーナはとっさに告解室に隠れ、その間にギャングは神父を脅しつけて男を捕まえ、なんと男の肛門にダイナマイトをぶっ刺して火を点ける。
マルコはホアン・カルロス・ディアスという国際的テロリストの顔を知っている唯一の人間だった。
そこでいきなりニューヨークでディアス本人かどうかを確かめてほしいとCIAに頼まれる。
しかしそれは時間的に到底不可能かと思われたが、CIAはコンコルドの席まで用意していた・・・。
とりあえずコンコルドという名前が出てきただけでうっとりする(笑)
乗ってみたかった・・・。
本作はこれまでのシリーズとは全く異なる内容で、と言うのもひたすらディアスを探し、見つけては逃げられを繰り返す銭形警部の日常みたいな展開なのだ(笑)
そしてディアスの方はルパン三世かというと全然違ってとにかく凶悪なやつで、特に仲間の裏切りを疑ったら問い詰める手間もかけずにとにかく殺す(笑)
裏切り者かどうかもわからないうちにとにかく殺す。しかも残虐な方法で。
それでいてどことなくひょうきんさも持ち合わせているというなかなか味わい深いキャラクターで、こいつが魅力的なので読める作品になっていると思えた。
そしてラストがこれまた超驚愕のオチで、ほんとにびっくりした。
そして前巻ではなかなかのスーパーヒーローぶりを披露していたマルコだが、本作ではまさにいいところなし(笑)
なかなか懐の深いシリーズである。
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