週末、金曜は、
「ボルグ/マッケンロー」を観た。
これは、1980年のウィンブルドン、史上初の5連覇を懸けて戦うビヨン・ボルグとジョン・マッケンローの戦いを描く映画。
これ、スウェーデン映画だけに映画中心はやはりボルグになってしまう。
彼が重圧に耐えて連覇を成し遂げた、と言う伝記映画的な部分は見応えがあるものの、対比されるべきマッケンロー側のドラマ比重が軽く、ややバランスの悪さを感じた。
「RUSH」のような熱い男の友情が描かれるのを期待したのだが・・・
また、ボルグ役のスヴェリル・グドナソンは本人そっくりなのだが、マッケンロー役のシャイア・ラブーフはいささか線が細く、「悪童」と言うよりも「こじらせオタク青年」風であるのがちょっと残念。
土曜は、午前中に水槽の水替え。
その際に先日、買ったばかりのスマホを水の入ったバケツに落としてしまう・・・防水じゃないのに大丈夫か、と心配したのだけど、完全水没した割に作動に異常なし。よかった。
午後、映画3本。
1本目は、「SUNNY 強い気持ち・強い愛」。
これは2008年に公開されて本国では大ヒットとなった「サニー 永遠の仲間たち」をリメイクしたもの。
映画はオリジナルをほぼ忠実にリメイクしたもの。
ただ、時代設定が主人公の高校時代が1998年頃、そして現代パートはその20年後の現在、となると・・・現代パートを演じる篠原涼子、板屋由香はちょっと年齢が合わないか?(主人公、現代パートで37歳くらいだから)
小池栄子はドンピシャだけど、渡辺直美は若過ぎる・・・まぁ、このキャストは難しいけどね。
キャラクターはオリジナルのイメージを活かしており、1名減らして、ドラマを濃くしたのも悪くないアレンジだと思う。
ただ、オリジナルにあった時代背景としての自由化運動を、コギャル文化とオタク、と言う設定に置き換えたのも悪くはないが・・・アレンジとしてはもう一工夫欲しかったようにも思った。
あと、現代パートでのサニーの大暴れは、やはり、奈美の娘のためで欲しかったと思う。それで、奈美の家族関係もよくなった、と言うのが欲しい。
ラストのアレンジもあれはあれで悪くない。
面白かったけど、期待し過ぎた感もあって、オリジナルを超える、とは思えなかったのが残念・・・
2本目は「ストリート・オブ・ファイヤー」。
これは、往年の名作のデジタルリマスター版上映。
3本目は「英国総督 最後の家」。
これは、独立前夜の激動のインドを舞台に、歴史に翻弄された人々を描くヒューマンドラマ。
第二次大戦後、インドへのイギリスの主権委譲を巡る物語で、中心となるのは、ムスリム系住民によるイスラム国家、パキスタンを認めて国を分割するかどうかだ。
この騒動を、500人ものインド人使用人が働く、総督の邸宅を舞台に、その使用人に国内の様子を代弁させる仕組みが巧み。
ガンジーを支持するヒンドゥー教徒が分割を否定するのに対し、少数派であるムスリムはパキスタン建国を喜び、使用人間での対立が起きる、と言うのは映画のスケールで、その時起きていた事を表現する工夫としてなかなかだし、その中で、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の若い恋人が、「ロミオとジュリエット」のように許されぬ恋に悩む、と言うのもドラマを盛り上げる。
パキスタン建国は、イギリスが極秘裏に決めた国境線での国土分割によってなされる事になる。それによりパキスタンの国力は弱まり、イギリスの影響力を無視出来なくなり、ソ連はインド洋への進出手段を失った。
しかし、その結果、1700万人が移住を強いられ、その混乱と衝突の結果、100万人が死んだ。
そうしたイギリスの企みを、イギリス政府を黒幕として描いてしまうのがイギリス映画らしさ、と言う事か・・・
日曜は、
「アントマン&ワスプ」。
これは、ちょっと頼りないヒーロー、アントマンの活躍を描いたマーベル製アクション第2弾。
キャプテン・アメリカに荷担し、アベンジャースと戦ったせいで、ソコヴィア協定違反により2年間の自宅軟禁を命じられたアントマンことスコット・ラング。
ある日、彼は夢の中で再び量子の世界を訪れ、そこでピム博士の妻ジャネットと出会う。不思議に思ったスコットはピム博士に電話するが・・・
宇宙規模でとんでも無いことになりつつある「アベンジャーズ」からちょっと外れ、こちらは、2組の親と子の物語へと物語の方も極小化。
でも、それだけに気楽に観られるのがこの話のいい所で、コミカルでトリッキーなアクションを盛大に盛り込み、でも誰も死なない、流血も少ない、と言う家族向けにも安心の展開。
全篇、マクガフィンを巡っての争奪戦の繰り返しで、一本調子な所が気になりますが、娯楽作としては上々の出来だろう。
帰宅後、アマゾン・プライムビデオで、
「サニー 永遠の仲間たち」
を観る。
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