天気はいいのだけど、免許証もないので映画を観に行く。
1本目は「ダンガル きっと、つよくなる」。
これは、インドの歴代興行成績を塗り替えた大ヒット映画(ただし、その後、「バーフバリ」に抜かれた)で、海外でも人気となったスポ根映画。
一言で言ってしまえば、インドにもアニマル浜口のようなお父さんがいて、娘を女子レスリング選手にしました・・・と言う映画なのだけど、これが燃える。
内容は新鮮でなく、展開も読めるのだけど、それでも音楽ガンガン鳴らしてお祭りの如く盛り上げ、強引にでも気分をアゲてしまうと言う力技は、さすがインド映画だ。
(ただし、インド映画ならではのダンスシーンはなく、上映時間も比較的短い)
前半はコメディタッチ、それがシリアスさを増して、クライマックスでは泣かせる辺りも上手く、なるほど、これはヒットする訳だ。
ちなみに、これは実話。
なので、残念な事に「世界選手権でインド国旗を背負って金メダルを獲る」と言うお父さんの夢は適えられていない。
何故か、と言うと、娘のギータが55kg級。デビューが2008年、と言う事は、世界大会のその階級には”霊長類最強”と謳われる正真正銘のバケモノ、吉田沙保里がいるからだ。
吉田沙保里の全盛期と重なっちゃ残念ながら世界選手権でもオリンピックでも金メダルには届かない。
(吉田沙保里には「やりやすい相手だった」と一蹴されてる)
なので、映画クライマックスは、英連邦選手権であるコモンウェルズゲーム。
これを「世界大会」として映画を盛り上げてはいたが・・・お父さん、残念でした。
もう1本は、「ワンダーストラック」。
これは、「キャロル」のトッド・ヘインズ監督の新作で、ニューヨーク自然史博物館(あ、「ナイト・ミュージアム」だ)が繋ぐ、聴覚障害の少年と少女を繋ぐ不思議な縁の話。
2人が引き寄せられるように博物館を訪れるのだけど、同じ場所を訪れているのに、2人の間には50年の歳月が――誰だ、「君の名は。」に対し「こんな複雑な構成の話、アメリカでウケる訳がない」とか言ってたのは?――この2つの異なる時間の物語をどうまとめるのか・・・と思っていたのだけど、終盤の風呂敷の畳み方がちょっと雑な感じで、ちょっと物足りない印象だった。
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