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2014年12月16日23:02

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コクーン

を観た。2014年10月17日。ロン・ハワード監督。
 8人乗りのクルーザーのオーナーであるジャックは、なにかの調査団らしい一行に破格の条件で船を借りたいと申し出られ、有頂天に。
船を借りた一行は、海底から奇妙な丸い大きな岩を運び上げては大きな屋敷に運び込んでいた。
 一方養老院に住む3人の老人は、近くにある空き家のプールで泳ぐのを楽しみにしていた。
しかしある日その屋敷は新たな住人のものとなっており、プールには奇妙な岩が大量に入っていた。
それでもこっそりとプールに入ると、なんの効果なのか、3人の体調がみるみるよくなり、肉体的にも精神的にも若返り、1人などは癌さえ治ってしまう。
友達も誘ってプールに通う日々だったが、ある日屋敷の住人が人間の皮を脱ぎ捨て、光輝くエイリアンの姿になるのを目撃してしまう・・・。

 小さい頃に劇場で観て、学生の頃にビデオで観て、今回おそらく3回目の鑑賞。
と言っても昔観た時の記憶はほぼ消滅しているのだが(笑)
 戦いのないSFという意味では、ある意味最も進んだSF映画だと言える。SFというジャンルは、現在の日常とは異なるが、科学的に筋が通りそうな描写のある作品だと思うが、その中に戦いというのは必須項目ではないのは当然で、言ってしまえば戦いのあるSFの方が特殊なものなのだ。
ただし本作においては、もう1つの条件である「科学的に筋が通りそうな描写」という点でSFの条件を満たし切れていないところがある。
 高度な科学技術を持った異星人が、逃げ出す暇もないくらいの速度で大陸が沈むだろうか(笑)?
全身が光輝いて翼も使わずに空を飛べる人間型知的生命体というのは、どんな進化、または理由で生まれてくるのか?
大型ボートを海面から引き上げられる能力があるのに、海底の岩はなぜ人力で運び上げなければならないのか?
人間に化けるのに皮1枚かぶるだけですませるのはどうなのか(笑)?
不老不死の世界の人口をそんなに軽々しく増やしていいのか?
などなど。
まあ指先1つで自転車が飛んでOKだったのだから(笑)、当時としては仕方がないところなのだろうが、要するにまだSFとファンタジーの区別がついていないのだ。
 ファンタジーとしては、いろいろと考えさせられる面白い物語である。
テーマは「老い」と「価値のある人生」なので、むしろファンタジーの方が自然にテーマが浮き彫りにされる結果になって成功していると思うので、やはりSFじゃないと文句をつける作品ではないのだろう。
でもやっぱりSFにしてほしいのは要するに化夢宇留仁の好み(笑)
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