〜2026年9月8日の裁判傍聴〜
雨にも負けず、ライフワークと化している裁判傍聴、続けております。
いろんな事件、いろんな人々から、考えさせられること多し。
�仝十桟�造物等放火
被告は20代後半あたりの男性。
木造アパートに暮らしていたのだが、自殺しようとマッチで火をつけた。
アパートには10名ほどが入居。発火当時は1人が建物内にいた。
住宅街が近く、燃え広がっていたら、大変な惨事になっていた。
被告の部屋は26.49�屐H鏗桶曚�630万円。隣に民家の壁の被害額は68000円。
被告は自閉スペクトラム症。対人関係が困難で、人生が嫌になり死にたくなった。
検「住人がいることを知っての身勝手な行動。孤独だったかもしれないが、自閉スペクトラム症が与えた影響は限定的。被告の母親は支援すると言っているが、同時に同居は無理と言っている。受け入れ先はどうなるのか?5年の拘禁を求む」
弁護人はモニターを使用し、熱く語る。
「悪循環。負の連鎖。どうやったら立ち直れるか。被告が使用したのは、マッチだけ。燃焼時間は短かった。死のうと思ったが、怖くて逃げた・・・」
被告は自分の太ももを刺した???
最後まで聞きたかったんですが、違う法廷へ移動。
�∪�的姿態等撮影
被告は50代あたりの男性。
これが聞きたくて移動してきたのに、なんと、弁護人が日にちを間違えて、来ていなかった。
裁判は後日に延期。
�3个擦ず渕萃�法違反
被告は40代あたりの男性。
中卒で父の仕事を手伝っていた。その後、暴力団と関与。覚せい剤がらみで刑務所へ。
2024年7月に出所。その後は自営でハウスクリーニング業。
あるアパート部屋のクリーニングをしていた時、覚せい剤を見つけてしまう。
証言席には被告の恋人。普段はパートで事務をやっているが、時々被告の仕事も手伝っているという。
(この女性、結婚しているとも言っていて、そのあたりの事情がよくわからず)
証人は、被告が覚せい剤を見つけた時に、違う部屋の掃除を手伝っていた。
被告がやってきて「ヤバいモノ、見つけた」と。
TV台のところにポーチがあり、中には覚せい剤、注射器、精神安定剤等が入っていた。
証人はそれまで、そういうものは見たことがなかったので、怖くなった。
「処分して」と被告に頼んだ。だが、被告はそのまま持ち帰り、家に置いていた。
証人は、被告の前科を知っていた。この2人、同居はしていない。
証「処分するのを見届けるべきだった。社会復帰後も変わらず支えたい」
被「自分ひとりだとやってしまいそうだったから(証人の)彼女に話した」
「その場で捨てられなかった。昔の記憶があるから、捨てられなかった」
見つけて半年は、使わずに保管していた。
だが、その後、立て続けに悪いことが起きた。
買ったトラックは壊れ、大家に出て行けと言われ、仕事をふった人間は飛んだ。
「自宅で2回やった。出所してから初めてだった。お金のことで悩んでいた」
逮捕されたのは仕事に行く途中。パーキングで職務質問された。
暴力団関係とも、覚せい剤の売人とも、繋がりは切れている。
前回有罪になった時、ダルク(薬物をやめたい人のサポートとケアをするリハビリ施設)に行くと言っていたのはどうなったのか?
被「悪い人がいるという噂を聞いたので行きませんでした」
社会復帰できたら、ひたすら仕事をしたい。
現在は収入なし、貯蓄ゼロ、借金は車のローンで200万円。
検「前科7犯、服役もしている。依存性が高い。拘禁3年を求む」
弁「入手は偶然。自ら売人と連絡はとっていない。使用も2回にとどまっている。4年間使用していなかった。交際相手が監督してくれると言っている。仕事もある。相当刑を求む」
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被告は20代後半あたりの男性。
どうやら以前にも、窃盗等の前科がある模様。
出所してからは、関電工で電気の供給の仕事をしていたが、今年の2月に人間関係が理由で辞めて、それからはバーの店員。
コンビニでドリンク類373円を万引き。
バーで働くようになって、飲酒量が増えたという。
被「飲酒が原因だと思う。夜職はダメだ。昼職がいい」
被害を受けたコンビニと同じビルにあるカプセルホテルに泊まっていた。
事件当時のことは何も覚えていない。記憶が無い犯行。
裁判官から一言「普通はお酒飲んでも万引はしないはず」
留置所から拘置所へ移動。謝罪文は書いた。被害弁償するつもり。
何度も「関電工」を口にする。よっぽど辞めたくなかったんだなと。
通常は、ずっと下を向いている被告人が多い中、この男性は前向きだった。
ずっと裁判官の方を向いて、その姿勢からして、前向きだった。
検「拘禁1年2月求む」
弁「泥酔上の犯行。防犯カメラをまるで気にせず。計画性がない突発的な犯行」
その後はメモしておらず。
�ズ承�
被告は40~50代の男性。
高校中退して無職。前科1犯?
多額の借金。借金の返済にお金を借りてと、自転車操業のようになっていた。
被告の母親は、知り合い女性(被害者)に、息子にお金を貸してほしいと頼む。
だが、その総額がとんでもなかった。総額2983万円!
被告は事あるごとに「お金を払わないとスマートフォンが使えなくなる」「暴力団に連れて行かれる」「払わないと口座が凍結されてしまい、後でお金を返すことができなくなる」等、様々な理由を言ってきた。
「貸さない」と言うと「闇金に行くしかない」と言ってきた。
民事裁判で一度和解が成立→1〜2回はお金を返してきた→その後、返済はストップ→被害者は、母と息子、どちらとも連絡がとれなくなってしまった。
被告の母親からの手紙が読まれる。
「健康上の理由で裁判所には行かれず。○○さん(被害者)ごめんなさい。息子とは頻繁に連絡をとって監督します」
被「工場でリフトに乗って働いていたが、ある時、給料がでなかった。そこからお金に困った。消費者金融からは借りられなかった」
「借りている期間はコロナで仕事がなかったので、返せなかった」
被害者が連絡をとれなくなったのは、スマホを変えたためだと被告は言う。
検「被害者が連絡できないように、わざと電話番号を変えたのでは?」
被「そんなことは・・・。でも、新しい番号を、はい、確かに連絡するべきでした」
裁「実際、どうやって、これからお金を返していくつもりですか?具体的に毎月いくら?」
被「月に30万円ほど」
裁「現実的じゃないと思います。一体、どうやったら、それだけ稼げるんですか?」
被「船に乗る予定だったんです。手取り50万円もらえると聞きました」
裁「・・・」
ちなみに、被告の母親も借金をしていて破産したという。1745万円。
検「善意につけこんだ犯罪。拘禁2年求む」
弁「被告は深く反省をしている。寛大に執行猶予を」
被告の最後に言いたいこと「残りの人生を返済にあてます」
��詐欺
被告は20代女性。
被害者が法廷に来ていて、証人席に。
証人はマッチングアプリ「イククル」で被告と知り合った。恋人作りが目的だった。
かつやで待ち合わせ、タリーズコーヒーへ。
この時、被告人は「あとで家で払うから」と料金を証人に立て替えてもらった。
なぜか、タンブラーやぬいぐるみも購入。
検察官か弁護人「性的な話は出ませんでしたか?」
証「ないです」
検察官か弁護人「初めて会った女性が自宅に招く?」
女性には子供がいた。
タリーズコーヒーを出た後、ココカラファインへ。
そこで被告は、おしりふきや粉ミルク、ペットフード、トイレットペーパー、生理用品、そして、アップルカードも購入。
支払いは証人。
それからファミマへ。飲み物にカフェオレ、総菜、充電(?)等を購入。
もちろん支払いは被害者。
その上ファミマのATMで、被害者は50万円引き出し、被告に渡す。
というのも、被告が「動物病院に今日中に払わなければいけない」と言ってきたから。
ちなみに、その時の時間は夜の9時49分。動物病院は開いていたのだろうか?
被害者は、ペットが大変なんだなと思い、お金を渡した。
で、その日のうちか、後日だったのか、不明だったんですが、被告は被害者に封筒を渡してきた。
証「中身を見ると27万しか入っていなかった」
証「償ってもらいたい」
この日はそれで終わったものの「次の被害者」という声が聞こえてきて「えっ?」
次の公判では、別の被害者のことが話されるようです。
��道路交通法違反
被告はおそらく80代男性。白髪。
無免許運転。赤飯を納品するためにスーパーまで何度も運転。
ある時、お酒を飲んで自動車のそばで倒れているのを発見された。
被告曰く「お酒を飲んで運転すると快感だった」
後日、警察に呼び出された時も、運転して行った。
2回目に呼び出された時も、自ら運転して行った。
裁「どうして飲んで、車の外に出るんですか?路上は危ないじゃないですか」
これは本当、真っ当な質問だった。
検「常習性があり悪質。免許を更新せず、それをわかっていながら運転を続けた。またそれは緊急性があって、どうしても乗らなきゃというものでもなかった。再犯の可能性が高い。交通違反歴が2度ある。拘禁7月求む」
弁「被告は反省している。家族は監視を約束し、被告は仕事をやめると言っている。社会の中で更生した方がいい。執行猶予を」
その場で判決が出ました。
裁「7月の拘禁刑。3年の執行猶予」
濃厚な1日でございました。
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