mixiユーザー(id:12923117)

2026年09月05日23:46

58 view

『ナイトボーン 夜哭』感想

〜「ハッチング 孵化」で注目を集めたフィンランドのハンナ・ベルイホルム監督の長編第2作となるチャイルドスリラー。フィンランドの静謐な自然を背景に、生まれてきた我が子に違和感を抱く母親の姿を通し、理想の家族という幸福の内側に潜む恐怖を描く〜
〜理想の子育てを夢見る新婚夫婦サーガとジョンは、サーガの故郷である自然豊かな田舎町に移り住む。北欧神話の気配が息づく神秘的な森に囲まれた古い屋敷で暮らしはじめた2人は、やがて待望の子どもを授かる。愛する夫と我が子との幸せな未来を信じて疑わないサーガだったが、生まれてきた赤ん坊にどこか違和感を抱く。不可解な怪異に次々と見舞われるなか、サーガの不安は次第に恐怖へと姿を変え、やがて狂気にのみ込まれていく〜<映画.comさんより>

フォト


           フォト       フォト


北欧発のスリラーって、やっぱり独特の雰囲気があるぅう。

今作のサーガとジョンは、フィンランドの田舎町に移り住むんですが、森の中で愛しあってご懐妊。
されど生まれた赤ん坊は・・・どこか普通ではなかった。
毛深くて、おっぱいを飲む時サーガの乳首を強く噛んで赤く染める。
そしてタイトルにもなっている夜哭がとんでもなく酷い。
小児科に連れていくが、赤ん坊の成長は順調で問題がないという。

最初は母親の“産後うつ”を強烈に表すために、尋常ではない赤ちゃんの設定にしたのかと思った。
ところが、実際、とんでもない赤ちゃんだったのだ。

その正体がわかっていく過程で、サーガは周囲の些細な言葉や態度に傷つけられていく。
夫のジョンはサーガを気遣い、子育てにも協力しているようにも見えるが「すぐ2人目を作る計画だった」という発言もあって、観ているこっちは引いてしまう。
お前、妻のしんどさを全然わかってねえじゃねえか。
またサーガは自分の母親に電話して「やられる前にあの子を殺すかも」って言っちゃうんだけど、母親はなんと「あなたが小さい頃、私もそう思った」というビックリすることを言いだす。
近所の女の子からは「あの子キモイ」みたいな声も聞こえてきた。
サーガはどんどん追い詰められていく。

おっぱいを飲まない息子。サーガは思うところがあって、ある時、牛の血を飲ませてみたところ、赤ん坊は美味しそうにゴクゴク飲んでしまった。ひぇえええ〜。
続いてサーガは、肉の塊を与えてみるのだが、赤ん坊はそれにも食いついてきた。
そうやって子供の正体がわかったサーガだが、自分自身の体も変化してきて・・・。

※予告編
https://youtu.be/xlTNk7DnOso?si=oEx1n_bsTwpBJOil

思い出したのが『ボーダー 二つの世界』という北欧映画。
つまりはそういうことです。あの子の正体はそうだったという。

主役のサーガを演じたのは『コンパートメント No.6』のセイディ・ハーラ。全く気づかなかった。
将来、トニ・コレットような女優さんになりそうだな。
今作が英語だったのは、ルパート・グリントのためだったかな。
ただ、北欧の神話に馴染みがない(北欧出身ではない)夫という設定は、必要だったと思うので、まあ、問題なし。

ラストシーンは唖然。ここまでやってしまったか。
ただ、その後の森行きは、妙な感動もあったりで〜。
母子そろって、ようやく解放された!?

総評:次から次へといろいろ巻き起こり、退屈はしなかったかな。
まわりの配慮のなさが、新米ママを傷つけるところはリアル。
ただ「あり得ね〜」っていうところも、あちこちに。そこは寓話ということで。
個人的には観て損はしなかったけど、巷の評価は低め。いや、そこまで悪くなかったと思うけどなあ〜。
というわけで、自己責任でご観賞ください(笑) 3.4☆
4 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2026年09月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記