8月2日、川越市民オペラ、歌劇「カルメン」へ。
友人のTちゃんが合唱、Aちゃんがオーケストラで出演。
華やかで、直井研二氏の演出も楽しく、すてきなステージだった。
去年、ふじみ野で観た「
カルメン」は日本語上演だったけれど、ことしは原語のフランス語による全4幕。前奏や三つの間奏曲もしっとりと美しかった。
でも、それぞれの演奏の前にオーケストラピットから聞こえてくるチューニングの音が、わたしは一番好きかもしれない。始まりの予感の音。
終演後、ごった返すロビーで、Tちゃんがわたしを探している様子が見えた。
大好きな人が自分を探してくれているのを見るのは、こんなにも甘美なものだったかしら . . . 胸がいっぱいになった。
人の群れをくぐり抜け、流れるように近づく。
Tちゃんがわたしをハグしようとして、やめる。汗びっしょりなことに気づいたのだ。
きっと、汗や舞台化粧がわたしにつくのを気にしたのだろう。代わりに、両手をぎゅっと握ってくれた。
「すごい、すごい、きれいだった。すてきだった……」
感激を伝え、プレゼントを渡して、帰路につく。
夕立は上がっていて、雨にも濡れず、踊りながら歩いた。
じつは先週、ベイシアでの早朝バイト、お惣菜づくりで一緒だった友人Yさんの訃報を聞いた。それでずっと悲しい気持ちでいた。
だからなおさら、この舞台から大きな元気をもらった気がする。
ありがとう、ありがとう。
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