もう何年もサンドウィッチ載せていたよさんま皿
ことしはサンマが15年ぶりに”すこし豊漁”だったから、秋刀魚皿をサンマ皿として使えてうれしかった。
サンマの受け口はなんだかかわいい。そのせいか、焼くときも食べるときも、いつもすこしだけ心苦しく感じる。
「白い皿の上にのった秋刀魚は、たまらなく海が恋しくなりました」* なんて、ほんとうに思っていそうで。
それでわたしは、「僕はもう虫をたべないで餓えて死のう」*というよだかの気持ちに一瞬なって、でも、だからこそありがたく、美味しくいただこうと思い直す。
そんな行ったり来たりを繰り返す、しあわせな秋 . . .
鳩山ではいま町全体にキンモクセイの香りが漂っている。
江戸時代、金木犀を移入してくれた唐(中国)の人たち、ありがとう。
こんなすてきな植物を創ってくれた神様にもありがとう。
ことしのThanksgiving Day は11月27日。
収穫感謝祭 . . . 始まっている。
* 小熊秀雄『焼かれた魚』より
**宮沢賢治『よだかの星』より
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